スーパーや青果店の店頭に並ぶ野菜の値段が高い! と実感している人は多いのではないでしょうか。なかでも、キャベツがびっくりするほど高いですよね。そこで活用したいのが、「市販のキャベツのせん切り」です。価格が安定しているうえ、切る手間が省けるのも大きな魅力です。
そんな「キャベせん」は、つけ合わせとしてのみならず、加熱調理でいろいろな料理にも使うことができるのです。ここでは、お酒のお供にぴったりの「キャベせんおつまみ」を3品ご紹介します!
卵とじゃこのキャベせん焼き
キャベツに溶き卵をまとわせて焼いた、チヂミ風のヘルシーつまみ。
じゃこや青じその風味がおいしさを格上げします。
そのまま食べるだけでなく、ポン酢しょうゆをかけても、さっぱりといただけます!
材料(1人分)
市販のせん切りキャベツ……1袋(約150g)
卵……1個
ちりめんじゃこ……大さじ2(約10g)
青じその葉……3枚
塩
サラダ油
作り方
(1)生地を作る
ボールに卵を割りほぐし、ちりめんじゃこ、塩少々を加えて混ぜる。キャベツを加えて青じそをちぎり入れ、さらに混ぜ合わせる。
(2)焼いて仕上げる
直径20cmのフライパンにサラダ油大さじ1/2を中火で熱し、(1)を入れて直径12cmくらいになるように広げる。ふたをして弱めの中火にし、2分焼く。上下を返してさらに1~2分焼く。食べやすい大きさに切り、器に盛る。
塩昆布キャベツの油揚げ詰め焼き
キャベツの甘みと塩昆布のうまみがあいまって、滋味あふれるおいしさです。
材料(1人分)
市販のせん切りキャベツ……1袋(約150g)
油揚げ……1枚
塩昆布……大さじ2(約10g)
作り方
(1)下ごしらえをする
オーブントースターを予熱する。
(2)塩昆布キャベツを作る
キャベツは袋の口を開けて、塩昆布を加える。キャベツがしんなりするまでもみ、水けをきる。
(3)油揚げに詰めて、焼く
油揚げは横半分に切り、切り口を開いて袋状にする。(2)を1/2量ずつ詰めて、つま楊枝で口を縫うように留める。オーブントースターの天板にのせ、薄く焼き色がつくまで5~6分焼く。
梅キャベツのチーズのり巻き
のりの風味とチーズのこくが、梅肉を加えたキャベツと絶妙なハーモニーを奏でます。
材料(1人分)
市販のせん切りキャベツ……1袋(約150g)
スライスチーズ……2枚
焼きのり(全形)……1枚
梅干し……1個(約15g)
白いりごま……小さじ1
サラダ油
作り方
(1)下ごしらえをする
焼きのりは横半分に切る。梅干しは種を取り、包丁でたたく。
(2)梅キャベツを作る
キャベツは袋の口を開け、梅肉と白いりごま、サラダ油小さじ1を加える。キャベツがしんなりするまでもみ、水けをきる。
(3)焼きのりにのせ、巻く
焼きのり1切れを縦長に置き、手前にチーズ1枚をのせて梅キャベツの1/2量をのり全体に広げる。手前からしっかりと巻き、食べやすい大きさに切る。残りも同様に作る。
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キャベツが高い今こそ、財布にやさしい「市販のキャベツのせん切り」の出番。ぜひ作ってみてください!