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週末だけ夫のもとへ帰る妻「ねぇ、私…」神妙な面持ちで口を開く妻。再構築望む夫は?<モラ夫から脱却>

  • 2025.3.12

桜井カスミさんは専業主婦。夫・アキトさん、幼稚園へ通う娘・モモナちゃんと3人で暮らしています。とてもやさしく紳士的だった夫は、結婚後にモラハラ化。家事も育児も丸投げし、夜には無理やり行為に及び、カスミさんは毎日我慢を強いられる生活を送っていましたが、夫がモモナちゃんにけがをさせたことで限界がきて、家を出ました。

モラハラ当事者の会のカウンセリングを受けた夫は、自らカスミさんの笑顔を奪っていたことに気づき、カスミさんへ話し合いを求める手紙を送付。カスミさんは、週末のみ自宅へ戻ることにしました。

しかし、夫はカスミさんの無表情な態度を不満に思い、モラハラ加害者が話し合う場に参加。カスミさんが自分の過去の行いを蒸し返してくると愚痴を吐いたところ、参加者から「モラハラ被害者が受けた傷を舐めてはいけない」と指摘されます。

再び週末を迎え、夫はカスミさんにこれまでの自己中心的な行動や、感情的に怒りをぶつけた過去について謝罪。カスミさんは、自分の悲しみや怒りに理解を示してくれた夫に「私の気持ち、わかってくれてありがとう」と伝えます。

このことをきっかけに、2人の関係は変化し始めて……?

改善の兆しが見えつつある家族関係

「私考えてたことがあるんだけどさ……」

カスミさんは、夫に会う頻度を増やすことを提案しかけますが、やはりもう少し様子をみることに。モモナちゃんも夫への抵抗はあまりないようです。

モラハラ被害者のコミュニティで知り合った仲間も、その順調そうな様子を知って安堵したのでした。

少しずつ改善しつつある家族関係。しかし、カスミさんはまだ完全には夫へ心を開けていないようです。長年モラハラを受けてきた身としては、すぐに夫を受け入れられないのも無理はありません。

夫は、これから長い人生をともにするパートナーです。無理に答えを急がず、一緒に過ごす中で自然に歩み寄っていけるといいかもしれませんね。


著者:マンガ家・イラストレーター しろみ

ベビーカレンダー編集部

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