1. トップ
  2. ファッション
  3. バッグチャームのトレンドは2025年もまだまだ熱い!デコりたくなるその要因とは?【SNAPに見る今日のスタイルヒント】

バッグチャームのトレンドは2025年もまだまだ熱い!デコりたくなるその要因とは?【SNAPに見る今日のスタイルヒント】

  • 2025.2.12
カラフルな「LOUIS VUITTON × MURAKAMI」のバッグはデコトレンドと好相性。
Street Style - February 2025 New York Fashion Weekカラフルな「LOUIS VUITTON × MURAKAMI」のバッグはデコトレンドと好相性。

2024年春夏コレクションを皮切りに、ミュウミュウ(MIU MIU)とバレンシアガ(BALENCIAGA)が火付け役となったデコバッグ旋風。いずれのブランドも、エルメス(Hermès)「バーキン」の生みの親として知られるジェーン・バーキンへのオマージュが感じられ、誰もが気軽に真似できるスタイルがウケて、今や定番となっている。

エルメスの「バーキン」は荷物が多いジェーン・バーキンの必需品だった。
エルメスの「バーキン」は荷物が多いジェーン・バーキンの必需品だった。
バレンシアガの人気バッグ「Rodeo」は洗練されたデザインゆえ、デコる楽しさも倍増。
Street Style - Paris Fashion Week - Menswear Fall Winter 2025/2026 - Day Twoバレンシアガの人気バッグ「Rodeo」は洗練されたデザインゆえ、デコる楽しさも倍増。

これを受けて、多くの人気ブランドもバッグのアクセサリーコレクションを強化。実用的なポーチやケースをはじめ、インパクト勝負のモチーフなどを展開しており、あれやこれやと飾り付け、個性をアピールすることがいっそう楽しくなるラインナップだ。

ぬいぐるみは大きければ大きいほどクール!

コーチ2025-26年秋冬 NYコレクションより。
コーチ2025-26年秋冬 NYコレクションより。

そんな中、コーチCOACH)は2月10日(現地時間)に発表した2025-26年秋冬 NYコレクションで、チャームをより強調したスタイルを提案。恐竜やクマ、ゾウなどの愛らしいぬいぐるみは、どれもバッグのサイズより大きいのが特徴だ。現代の若い世代の感性を道標にコレクションを制作したというスチュアート・ヴィヴァース。ストリートでのムーブメントに触発されたデザイナーのクリエーションが、90年代やY2Kらしさ全開のデコブームをいっそう盛り上げることは確実。

コーチ2025-26年秋冬 NYコレクションより。
コーチ2025-26年秋冬 NYコレクションより。

デコバッグのトレンドは物価高の影響も受けている?

パールのストラップでガーリーに。
They Are Wearing: New York RTW Fall 2025パールのストラップでガーリーに。
ぬいぐるみとヘッドフォンでシャネルのバッグに抜け感をプラス。
Street Style - Paris Fashion Week - Menswear Fall Winter 2025/2026 - Day Threeぬいぐるみとヘッドフォンでシャネルのバッグに抜け感をプラス。

昨今のファッショントレンドは、SNSのアルゴリズムに左右されることが多く、極めて短命に終わるものも少なくない。そんな中、定番スタイルとなりつつあるDIYバッグは、新しいアイテムを買うことなく、持っているバッグをイメチェンさせるという気軽さとサステナビリティの要素も持ち合わせている。物価高の影響で、ますます高騰するレザーバッグの価格に頭を抱えてしまう今、常に新鮮さが味わえるトレンドは性別や世代を超えてますます支持を得そうだ。その日の気分やテイストに合わせて、自分らしくノールールでデコバッグを楽しもう。

Photos: Getty Images, Gorunway.com

READ MORE

元記事で読む
の記事をもっとみる