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<忘れられない面接官>最終面接に向かう途中、電車トラブルで大遅刻!パニック状態の私に「今日は──」

  • 2025.2.12

大切な用事があるのに思わぬハプニングで遅刻してしまったら、焦ってパニックに陥ってしまう人も多いでしょう。
そんなときに相手が自分の事情をくみ取ってくれたら、どんなにありがたいことか......。
今回は筆者の友人から聞いた、素敵な面接官のお話をどうぞ。

画像: <忘れられない面接官>最終面接に向かう途中、電車トラブルで大遅刻!パニック状態の私に「今日は──」

最終面接に向かうも

これは、転職時にあった絶対に忘れられない出来事です。

当時、私はさらなるキャリアアップのため、5年働いた金融会社から転職を決意しました。

いざ決めたらすぐ行動がモットーの私。

積極的にいくつかの会社へ面接を受けに行くなか、その日は本命の会社の最終面接でした。

時間に余裕をもって向かったのですが、まさかの人身事故で電車が遅延になってしまったのです!

遅刻

連休中ということもあってか、タクシーもなかなか捕まらず八方塞がり状態。

結局、大混雑する電車に何とか乗り込み、40分遅れてようやく会社に到着しました。

大遅刻してしまったことですっかりパニック状態だった私。

とにかく謝罪しながら面接室に入り、震える手を何とか止めようと必死でいると......。

面接官の優しさ

「今日はとても大変でしたね」
「まずはゆっくり深呼吸を一緒にしませんか?」

そう声をかけてくれたのは、面接官のみなさん。

パッと見ると優しい笑みを浮かべ「僕たちも緊張しているので、リラックスさせてください」と声をかけてくれたのです。

事前に遅刻するとの連絡をしていたのですが、まさかこんなに遅れても一切イライラせずスマートにこちらの心配までしてくれるなんて......。

その言葉に何だかホッと力が抜けた私。

全員で深呼吸してからは緊張も和らぎ、その後は自分らしく面接に臨むことができました。

今では

それから月日は流れ、今では私がその会社の面接官に。

あれからご縁があって、無事に本命の会社に採用されたのです。

今でもあのときの安心した温かい気持ちは忘れておらず、私も相手を想いやれるスマートさを大切にしています。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。

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