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キャサリン妃の「ファッションより活動そのものに注目してほしい」──王室が発表した基本方針について異例のコメント

  • 2025.2.12
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先日キャサリン妃の服装について詳細を発表することはないという基本方針を発表したイギリス王室は反発を招き、異例のコメントを出した。英「タイムズ」紙が2月1日(以下、現地時間)、「キャサリン皇太子妃:服装ではなく活動に注目してほしい」と題した記事を掲載。この中で、キャサリン妃の着用ブランドなど詳細について、王室からは公表しないという以前からの方針を改めて強調するとともに、「本当に重要な問題や妃がスポットライトを当てる人々、活動に注目してほしいと妃は望んでいる」という王室関係者のコメントが引用された。

これを受け、キャサリン妃が英国発のブランドを身につけることで、イギリスのファッション業界に大きく貢献していること、妃が装いを通してダイアナ妃エリザベス女王のレガシーに敬意を表していること、また大衆との繋がりを築くツールになっている側面もあると指摘され、ファッションを軽視する向きに反発の声が上がった。

ケンジントン宮殿の広報担当者が、「先週、皇太子妃の服装と王室の情報共有の方針について書かれた記事に対し、非常に多くの質問を受けました」と『ピープル』への回答で述べた。「記事に掲載されたコメントは私のものであり、皇太子妃の言葉ではないことを明確にさせてください。報道されたコメントは、皇太子妃に直結するものではありません。誤解のないよう申し上げますと、皇太子妃の服装に関する詳細をお知らせしないという我々の方針は、これまでと変更がありません」

昨年がんを公表したキャサリン妃は、9月に化学療法を終え、今年1月に寛解状態にあることを公表。徐々に公務を再開し、1月14日におよそ1年ぶりの単独公務として自身が治療を受けたロイヤル・マーズデン病院を訪問した。また、1月30日には小児ホスピスを訪問した後、家族経営のテキスタイル工場を視察している。

Text: Tae Terai

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