築126年の町家を再生した「襲園生活京都北野」は、台湾の建築デザイナー李靜敏が監修。日本の侘び寂びの精神と台湾の生活美学を融合させ、現代の利便性と快適性を備えながら、歴史的な魅力を保持した空間として生まれ変わった。
1月17日には完成を記念したトークセッションを開催。李のほか、和紙職人のハタノワタル、着物家の伊藤仁美、陶芸家・茶人の山田翔太が登壇が登壇し、伝統と革新をテーマに、それぞれの分野での取り組みを語り合った
「襲園生活京都北野」は、建築保存の枠を超えて、過去を未来へとつなぎ、新たな⽂化交流の拠点となることを⽬指す。
1階にキッチンカウンターとギャラリースペース、2階に宿泊フロアを配置。2025年3月からは茶芸館もオープンする予定で、食とアート、学びと交流の場として活用される。また、北野天満宮にも近い立地を活かし、地域住民と観光客の憩いの場として、また国内外の文化が交差する拠点としての役割が期待されている。
襲園⽣活京都北野
住所/京都市上京区三軒町58
フロア構成/1階:キッチンカウンターとギャラリースペース(⾷・アート・学び/交流の
場を設けた多⽬的フロア)、2階:宿泊フロア
・1階・2階ともにレンタルスペースとしても活⽤可能(宿泊可)
・1階の茶藝館は2025年3⽉〜オープン予定
営業時間/11:00〜18:00
休/不定休
問い合わせ先/インスタグラム(@machiya.heritage)のDMより
Text: Aya Hasegawa
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