都会のタワーマンション暮らしが憧れだった筆者の友人G子。
ようやく夢を叶えたのですが、ちょっとずつ「あれ?」と思うことが。
気づくと、思い描いた暮らしとはずいぶん違う日常に!?
憧れのタワマン暮らし
私の夢は湾岸エリアにある見晴らしの良いタワーマンションで暮らすこと。
夢のために20代の頃から夫婦で力を合わせて仕事を頑張り、とうとう30代半ばに憧れのタワーマンションをローンで購入。
地方出身の私にとってずっと憧れだった都会のタワーマンション。まさに夢を叶えた瞬間でした。
毎朝カーテンを開けるたびに眼下に広がる東京湾。
「ああ、幸せ」
と喜びを噛み締めながら、窓辺でコーヒーを飲むのが朝の日課に。
「あれ?」忍び寄る違和感
しかしある時、ふと気づきます。
「あれ、なんだか眩し過ぎない?」
朝から強烈な朝日が差し込み、夕方まで太陽の光が部屋に絶え間なく降り注ぎ、とにかく眩しすぎるのです。
朝の優雅なコーヒータイムの必需品
次第に眩しさに耐えられず、朝のコーヒータイムはサングラスが必需品に。
「まるで浜辺のリゾート地にいる気分」
と無理やり思い込むことにしました。
しかし夫には
「こんなに眩しいのに、なんでわざわざ窓辺でサングラスかけてコーヒー飲んでいるの?」
と呆れられる始末。
最も強烈な西日タイム
さらに夕方の西日は、一日の中でも最も強烈。
部屋がオレンジ色一色になります。
日差しのせいで室温も一年中高く、真冬でも冷房をつけることも。
夫は「眩しすぎる」と遮光カーテンを設置してしまいました。
私も眩しさに耐えられず、朝のコーヒータイムは断念。
日中がダメ→夜景を楽しむことに
その代わり、夜はカーテンを全開にしてキラキラした夜景を楽しむように。
「夜だけは本当にタワマンは最高!」
とぼやきながら夜景に癒されています。
夢の生活に浮かれていたけれど、まさかこんな「眩しい現実」が待っていたとは。
【体験者:30代・会社員、回答時期:2024年12月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Sana.Y
医療機関に勤めるアラフォーワーキングマザー。新卒で化粧品メーカーに入社後、結婚出産を機に退職。現在は転職し子育てと仕事の両立に励む。自分らしい生き方を求め、昔から好きだった書くことを仕事にしたくライターデビュー。化粧品メーカー勤務での経験や、会社でのワーキングマザーとしての立ち位置、ママ友との情報交換を通して美容や教育、女性の生き方を考えた情報を発信している。