「私、どーしても女の子が欲しいの!」と熱望する1児の男の子ママ・アキさん。小学生のころからの友人、ハルさんとフユさんに本音をぶつけるのですが、2人はアキさんの言葉にモヤっとしてしまいます。女の子をあきらめきれないアキさんが「産み分けゼリー」を使い妊活を開始。2カ月後、アキさんは妊娠したのですが……。
無事に夫と仲直りをし、女の子を授かるためにこっそりと産み分けゼリーを使い、挑むアキさん。どうか女の子でありますように……。とおなかをさすりながら願いを込めます。
その後、子どもたちと外出中に見知らぬおばあさんに声をかけられるアキさん。おばあさんは「男の子もいいけどねぇ! 女の子もいいわよぉ〜! もう1人頑張らないの!?」と図々しく話しかけます。そしておばあさんの女の子推しの言葉を聞き、「やっぱり女の子……」「1人は欲しいよ……!」と思うのでした。
見知らぬおばさんと娘の関係に違和感が…!
アキさんが、孫はいるのかと尋ねます。すると見知らぬおばあさんの顔色が変わり、「孫はねぇ……いないのよぉ……」と話すおばあさん。続けて、娘がいかに優秀かを自慢げに語るおばさん。
アキさんは「娘さんがいい人を連れてきたことも……あったりしました?」と問いかけます。すると、おばあさんが「ちょ〜っと娘に見合わなかったのよねえ!」と呆れ顔で言います。その様子にゾッとするアキさんは「もしかして……娘さんの彼氏をお母さんが見定めてたんですか……?」と恐る恐る声をかけます。すると当たり前のように「そうよ? 娘が聞いてくるんだもの」と言い放つおばあさん。この発言にアキさんはこの親子の関係性に疑問を持つのでした。
◇ ◇ ◇
娘のことを大切に思うあまり、過保護になり過ぎたおばあさん。その話を聞き、危険を感じるアキさん。いくら娘がかわいくても、結婚相手は娘本人に決めてほしいですよね。自分で判断できなくなるくらい、何かを決断するとき執拗に親が関わってきたのがわかりますね。この話を聞きゾッとするアキさんですが、どう思ったのでしょう。もしかして自分もそうなってしまうのかもしれない。と思ったのか、2人の関係性に恐怖を感じたのか……。アキさんの気持ちが気になりますね。
※赤ちゃんの性別を産み分けるために、100%確立された方法はありません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修者・著者:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
ベビーカレンダー編集部