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2児の母の米人気歌手(37)、妊娠中も抗うつ剤を飲み続けることに。「産後うつが怖かった…」現在のメンタルヘルスを告白

  • 2025.2.11

2児の母で歌手のメーガン・トレイナー(31歳)にとって、2024年は大成功の1年だった。6枚目のアルバム『Timeless』をリリースしただけでなく、7年ぶりにメインアクトを務めるツアーも開始。しかし、その過程で彼女は、ワークアウトの内容を大幅に見直す必要があることに気付いたそう。

メーガンは以前から、ツアーに向けて「体の調子を上げていきたい」と『People』誌に語っていた。そこで実際に筋トレを始めたら、体重も減って一石二鳥だったとか。

米国の乳児用粉ミルク会社Bobbieとパートナーシップを結んだ際のインタビューでは、次のように話している。「ひたすら有酸素運動をしたりランナーになろうとして何年無駄にしただろう。私の体はいつも怒って炎症を起こしていた。それで私も『何がダメなの?』『どうして私にはできないの?』とイライラしちゃって。でも、ウエイトトレーニングは私の体も楽しんでいるし、それでムキムキになることもない」

うれしいことに、効果もすぐに現れた。「ツアーが始まると体重がさらに減り、体力がついたから、自分のショーも問題なくこなせたし、最後は楽にさえ感じた」と語るメーガン。「ツアー中も朝7時に起きて、公園で1日中子どもたちを追いかけることができた。(筋トレの)効果は間違いなくあったと思う」

そんなメーガンの最新のルーティンは? 体重が減ったのはいいけれど、「お尻はまた大きくしたい」と話す理由も併せて紹介。

 

筋トレは夫のダリル・サバラと週に3回。

メーガンと夫のダリルは週に3回、朝9時からホームジムへ行く。でも、本格的に汗を流す時間がないときは、アップルウォッチで歩数をカウントし、家の掃除をしながら体を動かす。

「(ジムで)ひとりは嫌なので、ダリルに来てもらっている」とメーガン。「それで私が何かハードなことをすると、彼は『俺はそんなに頑張りたくない』と言うので、『それでも頑張って!』と私が活を入れるのよ」

2人がホームジムにいる間は、息子のライリーくん(3歳)とバイリーくん(1歳)をナニーが見てくれる。でも、子どもたちはちょくちょくジムに顔を出し、両親の頑張る姿を見ながら、“おもちゃのバーベル”を持ち上げることがあるそう。

「おもちゃのバーベルを持ち上げては『見て見て、僕たち強いでしょう!』と叫ぶので、『リフティングとスクワットをして帰りなさい』と言っている。『もう、危ないから出て行って!』という感じ」

「お尻はまた大きくしたい」と思っている。

メーガンいわく最近の目標は、お尻を大きくすることだけ。

「体重が減りすぎて、お尻の見た目が変わってしまった。だから、またお尻を大きくしようと頑張っている。『ちょっと待って、私はお尻が大きな“低音女子”のはずなのに!』と思ったわ」(メーガンのデビュー曲「All About That Bass」では、低音(バス)がふっくらカーヴィーな体型を表す言葉として使われている)

お尻を大きくするために、メーガンは「重ためのウエイトで臀筋のエクササイズをしている」そう。でも、臀筋のエクササイズは妊娠中に始まった坐骨神経痛を悪化させがち。その症状を和らげるために「柔軟性を高め、同時に臀筋を鍛えるというのはなかなか難しいけれど、それが私の目標だから」

タンパク質はミールキットで補給。

その目標を達成するには“1日100gのタンパク質”が必要とトレーナーに言われてからは、メーガンの職場が、その話題で持ちきりになっているそう。

「マネージャーたちと毎日のように話している。『今日のランチで30gのタンパク質ゲットした』みたいな感じで。いまやタンパク質の摂取量をクリアするのは、私たちの目標であり、夢でもある」

朝食には、卵2個とオーガニックのターキーベーコン。「(朝食の内容には)変化を持たせたいけれど、私は自分の習慣を崩せないタイプなので、毎日同じものばかり」

昼食と夕食は、タンパク質と糖質がたっぷりのミールキットに頼りがち。「もっと料理が上手だったらいいのにな。私が作るものは味気ない。でも、私の夫はタンパク質が多いミールキットを見つけるのが大好きで、いつも新しいオプションを探している」

ツアー中のメーガンは食事内容に特に厳しい。「すごく体に悪い物は絶対に食べられない。一度レストランに行ったら、とても美味しかったのに胸やけを起こしてしまって。ショーの前は特に食べる物に気を付けないと、ステージでゲップが出ちゃう!」

メンタルヘルスのケアもしている。

多忙な日々を支えるために、メーガンとダリルは1日7~8時間の睡眠を取るようにしているそう。「子どもたちを寝かせたら、私たちもすぐに寝る」。就寝時間は夜8時。「デートをしたり映画を観たりで10時まで起きていることもあるけれど、できるだけたくさん寝るようにしている」

この睡眠とエクササイズの習慣は、メーガンが大人になってからずっと苦労してきたというメンタルヘルスのケアにも役立っている。22歳のときに初めてパニック発作を起こし、長男ライリーくんの妊娠中は産後のうつになることが不安で仕方なかったそう。

「妊娠中は、産後うつの大変さを散々聞かされていたから怖かった。でも、私にはパニック発作の経験があったから、なんとなく予想がついた」と話すメーガン。「妊娠中は精神科医、セラピスト、家族、サポーターチーム、マネージャー、みんなに話を聞いてもらったわ。『みんな集合! お願い、助けて!』という感じで」

最終的にメーガンは、かかりつけ医と相談の上、妊娠中も抗うつ剤を飲み続けることにした。しかし、授乳がうまくいかず、自尊心がボロボロに。そのときBobbie社の乳児用粉ミルクを使ったことから、のちにメーガンは同社とパートナーシップを締結、産後のメンタルヘルスをケアすることの大切さを訴えている。

Women's Health

新米ママには、とにかく助けを求めてほしいと話すメーガン。「せめて家族や友達には遠慮なく助けを求めて。私も毎日そうしているから!」

※この記事はアメリカ版ウィメンズへルスからの翻訳をもとに、日本版ウィメンズヘルスが編集して掲載しています。

Text: Charlotte Walsh Translation: Ai Igamoto

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