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不満を愚痴る夫「被害者が受けた傷をナメたらダメ」経験者の重い言葉に、夫は?<モラ夫から脱却>

  • 2025.3.7

桜井カスミさんは専業主婦。夫・アキトさん、幼稚園へ通う娘・モモナちゃんと3人で暮らしています。とてもやさしく紳士的だった夫は、結婚後にモラハラ化。家事も育児も丸投げし、夜には無理やり行為に及び、カスミさんは毎日我慢を強いられる生活を送っていましたが、夫がモモナちゃんにけがをさせたことで限界がきて、家を出ました。

モラハラ当事者の会のカウンセリングを受けた夫は、自らカスミさんの笑顔を奪っていたことに気づき、カスミさんへ話し合いを求める手紙を送りました。

カスミさんは自分の心を強く持って夫と接することを決意し、期限付きで自宅へ。夫はこれまでと違ってリアクションが薄いカスミさんや、モモナちゃんの予想外の行動に苛立ちを募らせますが、カウンセラーにはすべて自分がまいた種であると返されます。

味方になってくれる人を求めた夫は、WEB上でモラハラ加害者が語らう会があると聞きつけ、「今の自分を見てほしいのに今さら昔の話を蒸し返すなんてひどい」「その時に言えばいい」と愚痴ります。

すると、「あなたが言えない環境を作っていた」と言われて……。

簡単に癒えることのない被害者の傷

「モラハラ被害者の受けた傷を舐めてはいけません」

夫は、参加者にそう指摘されます。

そして、相手の傷つきを認め、なぜそんなことをしたのか説明する、相手の視点でどんな風に傷つけたか考えるといった点を心がけるよう諭されたのでした。

同じ過去を経験していても、加害者と被害者の立場では認識に大きな違いが生まれます。謝罪されても夫を受け入れられずにいるカスミさんは、それほどまでに深く傷ついていたのでしょう。

まずは参加者からもらったアドバイスの通り、カスミさんの気持ちに寄り添って共感し、カスミさんの立場に立って、今一度自分の行動を振り返ってみるといいかもしれませんね。


著者:マンガ家・イラストレーター しろみ

ベビーカレンダー編集部

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