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グルマン温故知新:学芸大学〈TUTU〉学大の“顔役”の新店は、楽しい二毛作

  • 2025.2.12
学芸大学〈TUTU〉モルタデッラ×ピスタチオソース×リコッタ

TUTU(学芸大学)

学大の“顔役”の新店は、楽しい二毛作

2013年に創業店の〈リ・カーリカ〉を学芸大学にオープンして以来、快進撃を続ける堤亮輔さん。他エリアにも積極的に出店しているが、学芸大学はやはりホームタウンだ。そこで、駅高架下の再開発プロジェクト「GAKUDAI PARK STREET」に名を連ね、24年10月に6店舗目となる〈TUTU〉を開店。

この街に暮らし、行き交う、広い年齢層のお客さんがランチから利用できてテイクアウトも可能なメニューを、と昼の主役はフォカッチャに。「ハムやチーズだけじゃない、レストランならではの手をかけた具材やソースを挟んでいます」

モルタデッラ×ピスタチオソース×リコッタ
毎朝お店で焼き上げる香ばしいフォカッチャに、薄くスライスしたイタリアのモルタデッラとレモンの酸味がアクセントの濃厚なピスタチオソース、自家製のリコッタチーズをサンド。1,380円。フォカッチャは常時6~7種類がオンメニュー。野菜やフルーツを使うものは、季節に応じて内容が替わる。
ぎんなんのオイル煮とケイパー
堤さんが目下惚れ込んでいる北九州の「河内の銀杏」を、シチリアのワイン醸造家アリアンナ・オッキピンティが作る野生のケイパーの塩漬けと合わせてじっくりとオイル煮に。いわく「しみじみ系つまみ」。700円。
ナカ盛り
お昼のフォカッチャに挟まれている具材が、夜はワインのおつまみに変身。この日は生ハムイチジク、ゆで卵のトンナートソース、赤キャベツのマリネ、マンゴーハラペーニョソースを添えた牛バラ肉のロースト。1,000円。

夜はがらっと雰囲気を変え、堤さんが自ら小皿料理とワインをサーブするバールに。日中はナチュラルワインをカジュアルに提供するが、夜は飲み頃を迎えたバックヴィンテージを注ぐ。「仲のいい料理人や生産者とイベントをするなど、自分たちも遊べる場所にしたい」。この街にまた一軒、立ち寄りたい店が。

店頭に立つのは堤さん
店頭に立つのは久々⁉な堤さん。
店内は流木を使ったシャンデリアやモザイクタイルなど、印象的な意匠がちりばめられている
流木を使ったシャンデリアやモザイクタイルなど、印象的な意匠がちりばめられている。

Information

TUTU

〈トゥトゥ〉
住所:東京都目黒区鷹番3−4−25 GAKUDAI PARK STREET 14−13
TEL:080-7129-6260
営:11時~17時(日・祝~19時)、木・金・土19時~23時
休:火曜

東急東横線学芸大学駅から徒歩1分。2024年10月10日オープン。覚えやすい店名は、イタリアでの堤さんのあだ名「トゥトゥ」に由来する。昼夜とも予約不可。支払いはキャッシュレス決済のみ。夜は堤さんのワンオペ営業が基本のため、営業日が変動することも。詳細はInstagram(@tutu_gakudai)で確認を。ビール1,100円、グラスワイン800円~、カクテル800円。フォカッチャ1,380円~、夜のおつまみ500円~。テーブル3卓8席、テラス4席。

*営業形態、営業時間等は変更になることがあります。

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