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理想の注文住宅に『落とし穴』が!?こだわりのキッチンに → 10年後に訪れた【予想外の苦悩】

  • 2025.2.10

理想が詰まった注文住宅。理想的な間取りにこだわりのキッチン。結婚後、念願の注文住宅を建てた友人を待っていたまさかの事態とは? 貴重な体験談を、友人が話してくれました。

画像: 理想の注文住宅に『落とし穴』が!?こだわりのキッチンに → 10年後に訪れた【予想外の苦悩】

隠された本音

結婚後、私たち夫婦は注文住宅を建てました。こだわり抜いた2階のキッチンは、まさに私の理想の空間。

表向きは「日当たりが良いから、2階にキッチンを作る」と言っていましたが、本当の理由は別にありました。

近い将来、義理の両親との同居が現実味を帯びてきた私たち夫婦。もしそうなったら、私は義母にキッチンに立ってほしくなかったのです。料理好きの私にとって、キッチンは単なる調理場ではなく、私だけの大切な場所。その思いは譲れませんでした。

予期せぬ展開

そして注文住宅を建て、家族で幸せに暮らしていました。

居住空間のメインが2階にあるというのは、日当たりの良さ以外にもメリットがあります。周りの騒音が気にならないし、窓を開けると開放的な景色が広がります。

家を建ててから15年ほど経過した最近、予想もしなかった出来事が起きたのです。ある日私が膝を痛めてしまい、2階に上がるのが辛くなってきて……。

理想と現実のギャップ

年齢とともに膝が痛くなることがあるというのは、なんとなく知っていました。でも、まさか自分がそうなるとは。

今では荷物を2階に運ぶのも、なかなかの重労働です。

オリジナリティあふれる理想の家を建てるために、私たち夫婦は多くの時間とエネルギーを注ぎ込みました。しかし、自分が2階に上がるのが困難になるとは、夢にも思っていませんでした。

さらに皮肉なことに、結婚当初にあった義理の両親との同居の話は、いつの間にか立ち消えになっていたのです。

学んだ教訓

理想の間取りを手に入れた私。注文住宅は自分の好みを詰め込んだ幸せな空間です。しかし、私の場合は、単なる建物ではなく、人生の教訓を刻む場所となったのです。

あなたの理想の家は、10年後も理想的ですか?

【体験者:50代・会社員、回答時期:2025年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。

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