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キャメロン・ディアスが10年ぶりに復帰!魅力を再確認できる出演作3選

  • 2025.2.11

Netflix映画『バック・イン・アクション』独占配信中


しばらく映画界から離れていたキャメロン・ディアスが復活! 10年ぶりの新作『バック・イン・アクション』がNetflixにて配信中です。

キャメロンは2014年の公開作を最後に俳優業から離れていて、2015年に42歳で結婚。以降は、家族との時間を優先して、2児の母としての日々を楽しんだり、自身のオーガニックワインブランドを手掛けたりと、充実した日々を送っているようすが伝えられていました。このまま引退してしまうのかと思われましたが、52歳を迎えた今、待望の新作が完成。新作紹介に加えて、デビュー間もない頃のキュートな演技が光る一作と、アクションシーン満載の代表作の一つを振り返ります。

抜群の運動神経とコメディエンヌぶりは健在! 『バック・イン・アクション』

Netflix映画『バック・イン・アクション』独占配信中

半ば引退状態だったキャメロン・ディアスは多くの出演依頼を断ってきたようですが、盟友ジェイミー・フォックスからの誘いを断る理由はなかったとか。ジェイミーとは3回目の共演で、本作では夫婦役を演じています。それもただの夫婦ではなく、元CIAの敏腕スパイ同士なのです。

任務中の大事故から奇跡的に助かったCIAのマット(ジェイミー・フォックス)とエミリー(キャメロン・ディアス)は引退を決意。正体を隠しながら、二人で新たな家庭を築き始めました。

それから15年後、娘と息子を育てる普通の夫妻となっていた二人ですが、思春期の娘を夜遊びの現場から連れ戻そうとしたエミリーが、若者の挑発にブチ切れて大暴れ。母のキレキレな戦いぶりに驚き呆然とする娘たち。そんななか、過去の任務の因縁で、彼らの家が襲われてしまいます。マットとエミリーは親の正体を知らない子どもたちを引き連れて飛行機に乗り、イギリスへと逃げますが……。

Netflix映画『バック・イン・アクション』独占配信中

最初から最後まで派手なアクションシーンの連続で、キャメロンのスタイルの良さと俊敏な動きに惚れ惚れします。次々と敵を倒し、まさに無双状態。

Netflix映画『バック・イン・アクション』独占配信中

一方で、エミリーは娘とのコミュニケーションに悩んでいたり、育児だけでなく自分も何かをしたいと思っていたりと、どこにでもいそうな母親でもあります。

Netflix映画『バック・イン・アクション』独占配信中

有能な武闘派であり親近感のわく母親でもあるキャラクターは、キャメロンだからこそ成り立つといえるでしょう。痛快&爽快な娯楽作品なので、気分転換にもおすすめです。

Netflix映画『バック・イン・アクション』

2025年製作

Netflixで独占配信中

キャメロンの魅力が開花! ジュリア・ロバーツとの共演作 『ベスト・フレンズ・ウェディング』

『ベスト・フレンズ・ウェディング』© 1997 TriStar Pictures, Inc. All Rights Reserved.

キャメロン・ディアスの出演作の中で、筆者の一押しはこちら。1994年に『マスク』で映画デビューをはたして新進女優として注目されたキャメロンが、持ち前の魅力と俳優としての力をいかんなく発揮して、主演のジュリア・ロバーツを食うほどの強い印象を残したラブ・コメディーです。

料理記者として活躍するジュリアン(ジュリア・ロバーツ)は、28歳を迎えようとしていたある日、マイケル(ダーモット・マルロニー)からの電話に卒倒しそうになります。彼は9年前のロマンスの相手で、現在は親友。ただ、ジュリアンは、「互いに28歳になっても未婚だったら、その時は一緒になろう」というマイケルの言葉を忘れていませんでした。そんなわけで、「もしかしたら」と期待に胸をふくらませるジュリアンですが、電話口の彼から聞かされたのは「今度の日曜日、結婚する」という報告。相手は富豪の娘で、20歳の大学生。結婚式に招かれたジュリアンは、当日までの4日間でなんとか式を取り消させようとあれこれと画策をします。

結婚相手のキムを演じたのが、キャメロン・ディアス。ジュリアンに会うなり満面の笑顔で飛びついて「お姉さんができた」と喜びます。この天真爛漫な愛らしさに、誰もが「もう勝負はついている」と納得することでしょう。だからこそ、ジュリアンの悪あがきが滑稽で切なく感じられるのです。

ジュリアンの酷いふるまいはエスカレートしていき、キムが音痴だと知ると、カラオケパーティで大勢の前で歌わせて赤っ恥をかかせます。このときのキムが本当に健気。また、キムは何もわかっていないわけではなく、ジュリアンが新郎のワケあり女友達であることは勘づいています。あざとい女にも見えなくはない役柄ですが、キャメロンの屈託のない笑顔のおかげでとびきりチャーミングなキャラクターとなっています。一方のジュリアンも、当時のラブコメ女王であるジュリア・ロバーツが演じているだけあって嫌味がなく、みっともなさを応援したくなってしまう魅力にあふれています。

『ベスト・フレンズ・ウェディング』

1997年製作

デジタル配信中
発売・販売元:株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

© 1997 TriStar Pictures, Inc. All Rights Reserved.

華麗なるエンジェルを熱演、3人の友情もアクションも熱い! 『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』

『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』© 2003 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.

70年代後半に人気を博したTVシリーズ『チャーリーズ・エンジェル』が映画版として復活するとして、当時、大きな話題となった『チャーリーズ・エンジェル』(2000年)。新生エンジェルを演じたのは、ナタリー役のキャメロン・ディアス、ディラン役のドリュー・バリモア、アレックス役のルーシー・リューの3人で、映画は大ヒット。それから3年、パワーアップした彼女たちを描いた続編が『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』です。

決して姿を現さない謎のボス、チャーリーのもとで働く有能でタフで美しい3人の“エンジェル”たち。テロリスト集団のアジトに潜入して目的を遂行した3人ですが、さらなる難事件に巻き込まれてしまい……。本作には、“歴代エンジェルの中で最も美しく最も強いといわれる伝説のOB”マディソン役でデミ・ムーアも出演し、貫禄を見せつけます。

『チャーリーズ・エンジェル』の魅力はなんといっても個性的な美女3人の鮮やかなチームワークですが、キャメロン、ドリュー、ルーシーはプライベートでも仲がよいことで知られています。最近ではデミ・ムーアが主演映画『サブスタンス』でアカデミー賞の主演女優賞にノミネートされたことを受けて、4人でオンラインのインタビューに応じたことも話題に。作品から20年以上たった今もエンジェルたちの絆が続いていることに、なぜか嬉しくなります。

『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』

2003年製作

デジタル配信中
発売・販売元:株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

© 2003 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.

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※この記事の内容および、掲載商品の販売有無・価格などは2025年2月時点の情報です。販売が終了している場合や、価格改定が行われている場合があります。ご了承ください

構成・文

ライター 中山恵子

中山恵子

ライター。2000年頃から映画雑誌やウェブサイトを中心にコラムやインタビュー記事を執筆。好きな作品は、ラブコメ、ラブストーリー系が多い。趣味は、お菓子作り、海水浴。

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