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「ケチ!」「貸してよ」しつこい友人に根負け。【30万円のバッグ】を貸した結果、トンデモナイ悲劇に

  • 2025.2.9

友人だと思っていても、価値観は違うもの。悲しいですが、時には些細なことがきっかけで、価値観の違いから大きな亀裂を生むこともあるようです。今回は筆者の友人が体験したエピソードを聞かせてくれました。

画像: 「ケチ!」「貸してよ」しつこい友人に根負け。【30万円のバッグ】を貸した結果、トンデモナイ悲劇に

憧れていたバッグをゲット!

私は先日、長年憧れていたブランドバッグを30万円で購入しました。
初めてのお披露目は、高校時代からの友人A美とのランチ。A美は「わぁ、素敵なバッグ! 今度貸してね!」と目を輝かせて言いました。

私は「いつかね」と笑顔で答えましたが、内心は複雑な思い。
大切なバッグです。もし汚れたり傷ついたりしたら……と考えると、怖くて貸せないというのが本音でした。

友人に押し切られ……

数日後、A美から「今度結婚式があるんだけど、あのバッグ貸してくれない?」と連絡が来ました。やっぱり……と思いながら、やんわりと「高価なものだし、もし何かあったら困るから」と断ると、A美は「えー、ケチ! 貸してくれてもいいじゃん!」と不満を漏らし始めました。

その後もA美は諦めず、「そのバッグじゃないとドレスに合わない」「お願い、貸して!」と何度も懇願されました。

あまりにしつこいので最後は根負けしてしまい、貸すことを承諾。
「でも本当に大切な物だから気をつけてね」と念を押しましたが、A美は「うんうん、ありがとね~」と軽く返すだけでした。

返却されたバッグに唖然

その後、A美からバッグが返ってきました。しかし、一目見て私は絶句!
底には大きな擦り傷、持ち手にはシミ、そして金具には目立つ傷があったのです。

震える声で「これ、どうしたの……?」と聞くと、A美は「あ、これ? ちょっとハプニングがあって! でもそんなに目立たないし大丈夫だよ~」と、悪びれる様子もなく返答しました。

「30万円のバッグだよ!?」と私が言うと、A美は「そんなに高かったの? 知らなかった」と、まるで他人事のよう。

不誠実すぎる対応

さらにA美は、「そんなに大事なものなら貸さなきゃよかったじゃん。私だって悪気があったわけじゃないし」と逆ギレし始めました。
そして最終的には「バッグくらいでガタガタ言わないでよ!」と怒って帰ってしまったのです。

バッグを雑に扱われたことももちろんショックでしたが、それ以上に、友人だと思っていたA美の本性を知ってしまったことで、怒りよりも深い虚しさに襲われました。

結局、バッグの修理には5万円かかりました。A美とはそれ以来連絡を取っていません。
高額な授業料を払って、大切なものを失った出来事でした。

【体験者:20代・女性会社員、回答時期:2024年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。

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