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「妊娠しましたー!!」不妊だと騒ぎ立てた友人がサクッと報告。素直に祝えない…だって

  • 2025.3.3

「私、どーしても女の子が欲しいの!」と熱望する1児の男の子ママ・アキさん。小学生のころからの友人、ハルさんとフユさんに本音をぶつけるのですが、2人はアキさんの言葉にモヤっとしてしまいます。女の子をあきらめきれないアキさんが「産み分けゼリー」を使い妊活を開始。2カ月後、アキさんは妊娠したのですが……。

「今回もダメだったの……」と告げるアキさんを軽く流す夫。その態度に「私がどれだけ頑張ってるかわかってないでしょ!?」と夫を責めます。そんなアキさんに向かって夫は、「女の子とか男の子とか正直、どうでもいいんだ」と言います。

その発言にカチンときたアキさんが反論しようとすると、その勢いを遮り、「ほんっとうに嫌なんだ!!」と言い放ちます。そして以前、ハルさんと話していた「あいつの精子がヘマしたから女の子にならなった!!」と言う発言を聞いてしまったとカミングアウト。その言葉にアキさんの顔から血の気が引くのが見えるでした。

友人の妊娠報告に戸惑う私…だって…

夫の発言に焦るアキさん。しかし、自分の軽率な発言を後悔する訳でなく、なぜ女の子が欲しいという気持ちをわかってもらえないのかと考えます。そして、「性別を気にしているのは私だけじゃない」「世間だって当たり前に気にしてる」と自分の気持ちを正当化しようとするのでした。

それから数カ月後、ハルさんの元にアキさんから久しぶりに連絡が入ります。その報告とは「妊娠しましたー!!」とひと言。不妊治療を経験したハルさんは「どうしてこんなに簡単に授かれるの?」と複雑な気持ちに。しかし、おめでたいことなので自分の気持ちを抑え「よかったね! おめでとう!」と返信するのでした。

◇ ◇ ◇

不妊治療をしたハルさんにとって、数カ月で妊娠できるのは「もはや才能だよ」と思ってしまうのも無理はないですよね。そして、あれだけ言い合ったのにあっけらかんと報告してくるアキさん。妊娠は二の次で、頭の中には女の子が欲しい!という思いしかないことが見えます。子どもを授かるのは本当に奇跡です。「世間だって当たり前に気にしてる」と性別にばかり目を向けず、そのことに気づいてほしいですね。

※赤ちゃんの性別を産み分けるために、100%確立された方法はありません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。


監修者・著者:助産師 松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。


著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子

ベビーカレンダー編集部

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