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「俺がやってあげたのに!」モラ夫の主張をカウンセラーが論破!夫は怒りに震えて<モラ夫から脱却>

  • 2025.3.3

桜井カスミさんは専業主婦。夫・アキトさん、幼稚園へ通う娘・モモナちゃんと3人で暮らしています。とてもやさしく紳士的だった夫は、結婚後にモラハラ化。家事も育児も丸投げし、夜には無理やり行為に及び、カスミさんは毎日我慢を強いられる生活を送っていましたが、夫がモモナちゃんにけがをさせたことで限界がきて、家を出ました。

モラハラ当事者の会のカウンセリングを受けた夫は、自らカスミさんの笑顔を奪っていたことに気づき、カスミさんへ話し合いを求める手紙を送りました。

カスミさんは1週間の期限つきで自宅へ戻りましたが、こわばった表情を隠し切れないままモモナちゃんの面倒を見る夫に恐怖を感じます。

一方、夫はカスミさんのリアクションが薄いことやモモナちゃんの予想外の行動に苛立ちを募らせ、「俺を精神的に追い詰めるなんて、カスミもモラハラ気質なのでは? 」と見当違いの疑いを持ちます。

翌日、このことをカウンセラーへ相談したところ……?

見返りを求めるモラハラ夫

「上から目線の態度をぬぐえない限り、カスミさんが心を開くことはない」

夫は、核心を突くカウンセラーの言葉に何も言い返せません。

さらに、妻からの感謝の言葉と笑顔、カウンセラーからの賞賛を求める夫に対し、「あなたは今まで奥さんに、娘を育ててくれてありがとうって言ったことあるんですか?」「奥さんの笑顔を奪ったのは、誰でしたっけ?」と指摘します。

離婚を免れたい一心で、夫はカウンセラーの厳しい言葉をなんとか受け入れたのでした。

家事や子育て、パートナーからの信頼は、仕事のようにやった分だけの報酬や成果で得られるわけではありません。いちいち自分の言動に対して見返りを求めているうちは、良好な夫婦関係は成立しないでしょう。

夫は「俺がやってあげているのに」という上から目線を悔い改め、今までの行いを償う気持ちとともに、「大切な家族の笑顔は自分が守る」という意識を強く持てるといいかもしれませんね。


著者:マンガ家・イラストレーター しろみ

ベビーカレンダー編集部

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