【品川・銀座・大手町】2025年は“タコス”がアツい！ニューオープンの3店を実食チェック

野菜も豊富で、ランチとしてもおつかれ1杯のつまみとしても手軽に食べられる「タコス」。トウモロコシや小麦粉で作ったトルティーヤで包んで食べれば、さまざまな食材がいっぺんに味わうことができるのも魅力の1つかもしれません。2024年から2025年は、続々とメキシカンレストランやタコスをうたった店がオープンしています。今回は、新しくオープンした店を中心に、注目のタコスを3つ紹介します。

【WIRED TACOS CLUB TOKYO】わくわくクレイジーに盛り上がるタコス

「つながり」をテーマにいつでもワクワクするスタイリッシュなカフェ「WIRED CAFE」の新業態として、2025年2月7日にオープンの「WIRED TACOS CLUB TOKYO」。国産の素材を大事にしつつ、いろいろな文化をミックスした“TOKYO CRAZY STYLE”なタコスとメキシカン料理が楽しめます。

ウィング高輪WESTⅡ2階にオープンの「WIRED TACOS CLUB TOKYO」

タコスはひと口大のサイズが2ピースのセットで。今回、グランドオープン前の試食会に参加し、「オリジナルサルサミート」をいただきました。

「オリジナルサルサミート」880円、「発酵レモンスカッシュ」800円

「発酵レモンスカッシュ」はさわやかな味わい

タコス生地は100％コーンのトルティーヤ。ひと口大サイズのトルティーヤの上には、レタスと牛豚肉のひき肉を使ったタコミート、チーズ、紫オニオンのピクルスなどがどっさりトッピングされていました。

タコミートのうまみが詰まったタコス

パクリと食べてみると、タコミートはひき肉が大ぶりで存在感があり、かみしめるほどにうまみが口の中に広がります。紫オニオンのピクルスは食感はシャッキリ、酸味とタマネギのうまみが良いアクセントになっています。

コーン100％のトルティーヤは、トウモロコシの風味がダイレクトに感じられてタコミートなどの具材との相性も良かったです。

ライムを絞って味変。メキシコのチリソースを加えれば辛みも加わります

現在、タコス単品（2ピース）はディナータイムのみとのこと。メニューを見ると「トーキョー穴子天」のタコスが！ 江戸前といえばの発想から“天ぷら”を使ったそうで、味もしょう油テイストとか。これ、オープンしたらぜひ食べたいと思いました。

ディナーメニュー

「トーキョー穴子天」はぜひ食べたい！

ランチタイムでタコスを食べるなら「クレイジープレート」を。オリジナルサルサミートタコスのほか、タパス、ポテトサラダ、スープ、チキンまたはビーフ、ドリンク付きのボリュームなセットだそう。同店は国産のクラフトビールも“ウリ”なので、休日のランチにビールとともに味わうのも楽しそうです。

ボリュームたっぷりの「クレイジープレート」はあれこれ詰まった夢のプレート

石垣島産のクラフトビールはシークアーサーやパイナップルを使ったビールも

■WIRED TACOS CLUB TOKYO

港区高輪4-10-18 ウィング高輪WESTⅡ2階

https://www.instagram.com/wc_tacos_takanawa/

【FONDA MEXICANA New York】ニューヨークで食べる本格メキシカンのタコスを銀座で

2024年6月にオープンした「FONDA MEXICANA New York」は、ニューヨーカーに愛されている本格的で「アーバンメキシカン」なニューヨークスタイルのメキシカンが味わえる店。ニューヨークでも、いつ訪れても料理とお酒を満喫する人で大賑わいのレストランです。

スタイリッシュな雰囲気の「FONDA MEXICANA New York」

銀座店も洗練されたスタイリッシュな雰囲気が印象的。今回はランチタイムで「3種のタコスセット」をオーダーしました。

「3種のタコスセット」1800円

スープはトマトを使ったスパイシーな味わい。メキシカン料理ならではの味付けで、口にするほどに食欲が増してきます。

スパイスがきいたメキシカンなトマトスープ

タコスは、ポーク、チキン、そしてサバ。

ポークは、食べるとジューシーな豚肉のうまみに加えて、アボカドサルサの辛みが！ なのですが、パイナップルが散りばめられていて、ほんのりの甘みが良いアクセントになっています。

チキンとアボカドサルサソース、パイナップルが美味

サバは大き目のフリットで存在感あり。サクッとした香ばしい衣に、サバのうまみ、唐辛子サルサと、唐辛子に漬け込んだキャベツでピリッとした辛さのハーモニーが口の中で広がり、クセになりそう。

カリッと揚げられたサバのフリットにキリリと辛い唐辛子サルサソースが合う！

チキンも見た目にたがわず、しっかり辛め。ですがサルサソースのさわやかな味わいが加わり、すっきりと食べられます。ジューシーなチキンの食感も良かったです。

プリっとしたチキンとサルサソースの組み合わせは鉄板かも

全体的に辛さが印象的ですが、ニューヨークと同じレシピで作っているそう。サルサソースも、料理ごとにそれぞれ違った素材で手作りで作っているのでフレッシュ。そのフレッシュさが、“うまみの辛さ”になっているのかもしれません。また食べたくなるタコスでした。

■FONDA MEXICANA New York

中央区銀座 7-2-18、グランベルスクエア 2階

https://www.fonda-mexicana.com/

【TACO RICO】目の前で作ってくれるのがうれしいボリュームタコス

カジュアルにタコスを楽しむなら、都内で5店舗展開している「TACO RICO」へ。手づくり食材にこだわったタコス＆ブリトーが食べられるファストカジュアルレストランです。オーダーすると、目の前でタコスを作ってくれるのが魅力です。今回は2023年にオープンした大手町ビル店を訪ねました。開放感ある店内では、注文を確認しながら次々とタコスやブリトーが作られていきます。

気軽に食べに行けるのが魅力の「TACO RIKO」

オーダーは「グリルチキン2P」。広げたトルティーヤの上に食べやすくカットされてグリルチキン、レタスなどの野菜、辛さが選べるサルサソース、パクチーをトッピングしてできあがり。

「グリルチキン2P」800円

しっかりした大き目のコーントルティーヤを、食べやすいように包み込みながらパクリ。オニオンのしゃっきりした味とサルサソースのさわやかな味、パクチーの風味、オリジナルスパイスで味付けされたチキンのうまみが混ざり合い、口の中が幸せな気分に。付け合わせのライムを絞って食べれば味変になって、さらに食が進み、あっという間に食べられてしまいました。オーダーからあっという間にできあがるので、急いでいるときなどサッと食べられるのは、ポイント高し。「急いでいても満足度の高い食事を」というときに、ありがたいと感じました。

グリルチキンがたっぷり入ってボリュームもあり！

■TACO RICO 大手町ビル店

千代田区大手町1-6-1 大手町ビル地下2階

https://www.tacorico.jp/

トルティーヤに包んで食べるタコスは、いろいろな素材を混ぜ合わせて1つにまとめて食べる、ワクワクする料理。今回紹介した店舗以外にもタコスを提供している店はたくさんあるようです。タコス巡り、続けようと思います。

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