音楽賞の最高峰として知られるグラミー賞。今年大注目のアーティストが集結するビッグイベンドだけに、パフォーマンスや賞の行方もさることながら、参加したセレブのファッションも大きな見どころの一つ。今年のレッドカーペットでは、カニエ・ウェストの妻の衝撃ドレスが注目を集めたが、ネイキッドドレスは今年のはやりだった模様。そこで大胆ドレスを纏ったセレブたちの着こなしをチェック!
【写真】パリス・ヒルトン、JLO、オリヴィア・ロドリゴら グラミー賞のレッドカーペットを彩った大胆ルック
元お騒がせセレブで実業家のパリス・ヒルトンは、クロムハーツによる女神のような黄金のドレスで来場。肩からはケープが広がり、ビジュー刺繍がエレガントなデザインだけど、足のラインが透けて見えるセクシーな一面も。なおアフターパーティーでは、THE NEW ARRIVALSによるキラキラ輝くパワーショルダーのドレスにチェンジ。ダークなカラーながら、こちらもボディの凹凸がまるで彫刻のようにくっきり浮かび、他に類を見ない大胆さを誇った。
夫ジョン・レジェンドと一緒にレッドカーペットでポーズを取ったクリッシー・テイゲン。クリスチャン・シリアーノによるドレスは、裾にボリュームを持たせたマーメイドライン。バストの形も露わだけど、縦のラインを形作るボーンが見せたくないところを覆い隠している。
大御所モデルのハイディ・クルムは、Nicolas Jebranの2025年初夏コレクションからシルバーのドレスをチョイス。アールデコを思わせる繊細なビーズ刺繍を施したドレスは、一見透け感がないけれど、足元に目を向けると彼女の美しい足のラインがくっきり透けて見える。全部見せずとも、自分の強みを強調する、大人なネイキッドドレスと言えそう。
夫カニエ・ウェストともにサプライズで来場したビアンカ・センソリは、レッドカーペットでカニエと何やらこそこそ言葉を交わした後で、おもむろに後ろを向き、ボリュームあるファーコートを脱ぎ捨てて、ストッキングのような薄い素材のミニドレスを披露。下着は身に付けておらず、全てが露わになる究極のネイキッドドレスに世界中が震撼した。
ジェニファー・ロペスは、ステファン・ロランのオートクチュールコレクションから、美脚のラインが浮かぶツートンカラーのドレスをチョイス。スカートはその透け感のみならず、ローライズのウェストラインが実にきわどいデザイン。昨年初めてのグラミーを手にしたマイリー・サイラスは、一見大人しめだけど、良く見ると細いアンダーウェアが透けるドレスで、今年も存在感をアピールした。
若手ももちろん負けていない。シャーロット・ローレンスはサンローランによるシンプルなドレスを纏い、ブルガリのジュエリーできらめきをプラス。マディソン・ビアーは、何も纏っていないような薄い素材感をゴールド刺繍でエレガントに格上げするスタイル。またゲストでは、カニエの元恋人で、過激なファッションでも注目のジュリア・フォックスが、黒いTバックとブラが透けて見えるシースルーのミニドレスにジャケットをコーデし、ビアンカとまさかのニアミスコーデを披露している。
そして透け感ではなく、露出度でネイキッド感を演出したのがオリヴィア・ロドリゴとヴィクトリア・モネ、そしてウィロー・スミス。オリヴィアは、背中と胸もとが大胆にカットされたヴェルサーチのヴィンテージドレス。ヴィクトリアは、胸もとをわずかに覆うばかりのOUDE WAAGのドレスをチョイスし、ウィローはビジューをあしらったブラとブリーフに、床まで届くロングジャケットを羽織ってポーズを取った。