週末は映画を観ない？ まだ何を観るか決まっていない方のために、映画館で公開中&動画配信サービスで視聴可能な作品をFILMAGA編集部員がレコメンド！ 劇場公開作からお家でも楽しめる配信作品まで豊富なラインナップでご紹介。
今週はFILMAGA編集長・遠藤がレコメンド！
PROFILE：お正月太りを解消できないまま2025年もすでに1ヶ月が終わってしまいました！ 2025年もハイスピードで過ぎ去ってしまいそうですが、爪痕を残したいです！ 今年もよろしくお願いいたします！ 最近はFILMAGAチーム一丸となり動画コンテンツ制作にも力を入れているので、ぜひFilmarksの公式SNSのチェックもお願いします（祈）
劇場公開中『キサラギ』（2007）
あらすじ：自殺したアイドル・如月ミキの一周忌に集まったファン達。初めは彼女を推すファン同士、和気藹々と掲載誌コレクションなどを眺めていたが、次第に彼女はなぜ自殺したのか……という話題に。次々明らかになっていく謎と真実を描く密室劇。脚本は「コンフィデンスマンJP」シリーズなどの古沢良太。出演には、小栗旬、ユースケ・サンタマリア、小出恵介、塚地武雅、香川照之。
遠藤：動画配信サービスで未配信の作品で（2025年1月時点）、なかなか見返すことができなかった『キサラギ』がリバイバル上映中！ 平成の推し活がぎゅっと詰まっており「エモ〜〜〜！」と盛り上がったところから、如月ミキの自殺の真相に迫っていくのですが、次々明らかになっていく真実から目を離せません。徐々に緊張感を帯びていく構成はさすが。2025年に見ても色褪せない面白さがある作品です。入場者プレゼントで数量限定でメインキャスト5名のチェキ風カードも配布中です。ランダムなので、開封の楽しさも◎。ぜひこの機会に劇場で観てみてください！
劇場公開中『世界征服やめた』（2025）
あらすじ：主人公・彼⽅（萩原利久）は、社会の中で⽣きる内向的な社会⼈。変化の乏しい日常をやり過ごす中で、「自分なんて誰にも必要とされてないのではないか……」と自分の無力さを感じていた。そしてどこか飄々として、それでいて白黒をはっきりさせたがる彼⽅の同僚の星野（藤堂日向）。星野の選んだ決断に彼⽅の⼈⽣は⼤きく揺れ動く。「死」の意味を知る時、明⽇の選択は⾃分でできることを知る。世界征服という途方もない夢を追いかけるよりも、自分にしか描けない道がきっとある。世界征服やめた！
遠藤：数々の作品で主演を務める俳優の北村匠海さんの初の企画・脚本・監督作品。気になっている方も多いのでは？ 音楽活動も行う北村さんならではのスタイリッシュな演出が印象的。萩原利久さん演じる彼方の、ただ続く日々の繰り返しの中で突如浮き彫りになる「死」と、変化していく彼方の立ち姿には、静かに心を動かされます。FILMAGAでは、プライベートでも仲の良いお二人へインタビューも行いました。監督と俳優の立場での撮影秘話など盛りだくさんなインタビューはコチラから！
VOD配信中『オーシャンズ8』（2017）
あらすじ：５年の刑期を終え、晴れて仮出所を果たしたデビー・オーシャン。かつて“オーシャンズ”を率いたダニー・オーシャンを兄に持つ、生粋の強盗ファミリーの一員だ。出所して早々、刑務所の中で考え抜いたプランを実行に移すべく、デビーの右腕となるルーと共に個性豊かな犯罪のプロたちに声をかけ“オーシャンズ”を新結成する。集まったのはいずれも一流の才能を持ちながら冴えない生活を送っている、ハッカー、スリ師、盗品ディーラー、ファッションデザイナー、宝飾デザイナーたち。彼女たちのターゲットは、世界最大のファッションの祭典“メットガラ”でハリウッド女優が身に付ける1億5000万ドルの宝石！しかしそこには、網の目のように張り巡らされた防犯カメラ、屈強な男たちという世界一厳しいセキュリティが立ちはだかる。たった一秒の狂いが命とり。しかも祭典の模様は、リアルタイムで全世界に生配信されるという高すぎるハードル付き。世界中が注目する中で宝石を盗み取る、前代未聞で型破りな計画は果たして成功するの？そしてこの計画に隠された更なるデビーの計画とは？
遠藤：グラミー賞など煌びやかな授賞式が続くこのシーズンに観たくなる1本。作品の舞台はファッションの祭典「メットガラ」なので、ドレスアップシーンはかっこよくて痺れます。冬の寒さに負けて機能性重視のお洋服を選びがちですが（笑）。オシャレしておでかけしたい欲が高まります。まずは買い物に行こうかな……（笑）。外見の美しさだけでなく「オーシャンズ」シリーズならではのスマートな仕事っぷりも爽快で最高です。久々にシリーズ全作を通して観たい気分。何度観ても気分を上げてくれる作品で2月もブチ上げていきたいと思います♡（笑）
週末に観る映画は決まりましたか？ 良い作品に出会ったら、ぜひFilmarksでレビューしてくださいね。それでは良い週末を！
※2025年2月7日時点の情報です。
(C)2007『キサラギ』フィルムパートナーズ (C)『世界征服やめた』製作委員会 (C) 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC