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損害賠償は700万ドル! ブレイク・ライブリー、危機管理会社から名誉棄損裁判で訴えられる

  • 2025.2.7
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『ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US』(2024)の製作・監督・共演のジャスティン・バルドーニをセクハラと中傷キャンペーンで訴え、彼から名誉棄損と恐喝で反訴されたブレイク・ライブリー。昨年12月に提出した訴状で名前を挙げた危機管理の専門家から、新たに名誉棄損で700万ドルの損害賠償を求める訴訟を起こされた。

テキサス州に拠点を置く危機管理会社ストリート・リレーションズのジェド・ウォレスが、2月4日(以下、現地時間)、ライブリーが同社を複数に訴訟に巻き込んだとして、同州の裁判所に提訴した。損害賠償を求めるとともに、彼女に対してハラスメントや報復行為を行っていないことを明示する裁判所命令を求めた。

ライブリーは昨年12月21日、カリフォルニア州公民権局に提出した訴状の中で、バルドーニから撮影中にセクハラ行為を受け、話し合いを持った結果、インティマシー・コディネーターを起用するなど要求は認められたが、この事実が明るみに出る事を恐れたバルドーニが、彼女の信用を貶めるべく専門のPRチームが起用し中傷キャンペーンを行ったと訴えた。この中で彼女は、バルドーニのPRチームに雇われたウォレスが中傷キャンペーンを支援したと主張。「武装したデジタル軍隊をニューヨークからロサンゼルスまで配置し、ソーシャルメディアやインターネット上で本物らしく見えるコンテンツを作成し、配信、宣伝した」と訴えていた。

彼女この後12月31日に、バルドーニと彼の制作会社ウェイファーラーを相手取り、ニューヨークで正式に訴訟を起こしているが、さらに1月21日、テキサスの裁判所に対し、ウォレスの証言を求める申請を行っていたようだ。2月4日に彼女はこれを取り下げたが、今後バルドーニらに対する訴訟にウォレスを被告として加えるための準備である可能性がある。

ウォレスの弁護士は声明で、ライブリーが「経営上の個人的なファイルを晒すことでメディアに対し虚偽の声明を出し、ウォレス氏とストリート・リレーションズ社が彼女に対しセクハラや報復行為を行い、同様の行為を行った他者をほう助し、彼女との契約に違反したうえ、そのほかの不適切な行為に関与したと主張した」と強調。「非常にプライベートな人物であるウォレス氏は、ライブリー氏と会ったことも話したこともなく、彼女に対する中傷キャンペーンには一切関わっていない。自身と家族の身を守るためにこの訴訟を起こしたのは、ライブリー氏がテキサスにおいて先に訴えたことに加え、他の訴訟でも彼を訴えるつもりであることを示唆したためです」とした。

これに対しライブリーの弁護団は、「セクハラや報復行為に異議を唱えたライブリー氏を葬り去るための巨額の裁判が、別の日、別の場所でまたして起こされました」と声明で訴えた。「これは単なるPR行為ではありません。彼女がカリフォルニア州公民権局に訴えたセクハラと報復行為に対する苦情に対する明白な報復行為です。この訴訟は却下されるでしょうが、ウォレス氏がついに公の場に姿を現し、裁判所で責任を問われるであろうことをうれしく思います」

Text: Tae Terai

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