「なんであんたがいるわけ！？」絶縁中の母と鉢合わせ！神妙な面持ちの娘に母は？＜妊娠した友人の末路2＞

まゆみさん、ゆきさん、りかさんの3人は高校時代からの友人。同窓会で数年ぶりに再会します。見違えるほどきれいになったゆきさんに嫉妬したまゆみさんは、何かと張り合うようになりました。ゆきさんからの結婚・妊娠報告を受け、まゆみさんは負けじと恋人のたかひろと結婚・妊娠。子どもが欲しくないたかひろに「産むなら離婚」と激怒され、まゆみさんは「中絶する」と嘘をついて離婚後の生活費を稼いでいました。しかし、彼の浮気を知り、証拠集めをしていた日、中絶していないことがバレて家から追い出されてしまいます。浮気相手をゆきさんだと思い込んだまゆみさんは、彼女へ怒鳴り散らした後、ゆきさんの夫に諭され我に返り謝罪。しかし、ゆきさんからは絶縁されてしまいました。呆然とするまゆみさんの話を聞いてくれたのは、妹・あゆみさん。妊娠中のあゆみさんの幸せを羨むまゆみさんに、あゆみさんは死産したことを話し、夫や義母との関係も悪化してしまったと告白。そんなあゆみさんに救いの手を差し伸べたのは母親だったようで……？

絶縁していた母と向き合う娘

まさか、あゆみがそんなことになっていたなんて……。

そして、恐れていたあの人が私の目の前に現れたのです。

「なんであんたがここにいるわけ！？」

そう言って怒鳴る母親に、まゆみさんは黙って結婚してしまったことを謝罪します。

そんなまゆみさんの姿を初めて見て母親は、「話してみなさい」と、まゆみさんの話に耳を傾けてくれようとしたのでした。

あゆみさんに励まされたまゆみさんは、わだかまりのある母親へ相談しようと、まずは謝罪しました。自分の気持ちを伝えたいとき、わかってほしいときには、ただぶつけるだけでなく、まずは誠意を示すことが大切です。そうしてきちんと相手と向き合うことで、その思いはきっと相手にも伝わることでしょう。

母親との関係を修復することで、まゆみさんがこれからの人生を前向きに歩めるようになれるといいですね。

---

著者：マンガ家・イラストレーター たに

ベビーカレンダー編集部