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カルティエ、ティファニー、エルメスほか。人気スタイリスト加藤かすみが厳選!40代向け【時計とジュエリー8ブランド】

  • 2025.2.7

時計やジュエリーは、大人のおしゃれにはやはり欠かせないもの。スタイリスト加藤かすみさんと改めて、40代にちょうどいい時計とジュエリーをブランドごとに厳選してみました。8つのブランドのオススメを紹介していきます。

スタイリスト・加藤かすみさん
洋品店を営んでいた祖母の影響を受け、スタイリストを志す。職人気質で、大人を魅力的に見せるセンスと、シンプルななかにほどよいトレンドを取り入れる巧みなスタイリングが好評。

【CHANEL】 最強のコンビネーション! プルミエール&ココ クラッシュ

時計:プルミエール エディション オリジナル[SSK18YGプレーテッド×レザー×クオーツ]¥1,045,000、リング:ココ クラッシュ〈右手〉[WG×DIA]¥1,815,000、〈左手中指〉[YG]¥261,800、〈左手薬指〉[YG]¥660,000、イヤリング [YG×WG×DIA]¥1,259,500、イヤリング[YG]¥665,500(全てシャネル)、ニット¥95,700(マイディ/ビオトープ)

モデル佐田真由美さんが着用しているのはコチラ

  • スタイリスト 加藤かすみさん
    Kちゃんと二人でこの企画の打ち合わせをしているときに、真っ先に決まったのが今回の組み合わせ。存在感もあるし、エレガントで遊び心もあって抜群にキャッチーで、やっぱり最高。ブラックコーデに合せようかと思ってたんだけど、ニットでデイリーな着こなしを提案することに。これならマネしてもらいやすいんじゃないかな
  • 編集 K
    ニットにして正解だったね! 私は普段時計をしないので、これくらいのジュエリー感覚で着用できるものだと買いやすいなって。全体に細身で手首の華奢な方にも似合うよね。ココ クラッシュはもはやオトナミューズ全員マストバイ案件♡

オトナミューズ的なスタイリングと親和性が高く、Tシャツでもニットでもジャケットでも、何でも合わせやすく、かつ確実に女らしさとちょうどいい遊び心を添えてくれるシャネルのプルミエール エディション オリジナルとココ クラッシュ。これらをかしこまらず、デイリーに着けこなせる人になりたいなと思わせてくれる秀逸なデザインです。

【CARTIER】 これぞ王道の美しさ! モダンさを極めるカルティエ

時計:ベニュワール[YG×クオーツムーブメント]¥1,808,400、イヤリング:ジュスト アン クル[YG×DIA]¥1,293,600、リング:ジュスト アン クル〈右手中指〉[YG×DIA]¥946,000、〈右手薬指〉[YG×DIA]¥737,000、クラッシュ ドゥ カルティエ〈左手薬指〉[PG]¥671,000、トリニティ〈左手小指〉[WG×PG×YG]¥342,100(全てカルティエ/カルティエ カスタマー サービスセンター)、ニットトップス¥50,600、スカート¥121,000、ストール¥68,200(全てヨー ビオトープ/ビオトープ)、サングラス¥41,800(シーロン)

モデル佐田真由美さんが着用しているのはコチラ

  • スタイリスト 加藤かすみさん
    時計の欲しいKちゃんにオススメしたい、ベニュワール。フォルムが非常に美しく秀逸。ちょっと腕が細いので、ひと回りフェイスの小さいタイプもあるからそっちもいいと思うよ。ジュエリーも全部モダンで永遠の定番。人を選ばず似合うと思いますよ。
  • 編集 K
    確かにベニュワール、非常にしっくりくる着用感。重さも程よくて、欲しくなっちゃう! しっくりといえば、小指に着用してもらったスクエアのトリニティも指なじみがよくてびっくりしちゃった。さすがカルティエ♡

撮影現場でやっぱりキレイだねとスタッフ一同の意見が一致したベニュワール。凛とした品格があります。ジュエリー類はさまざまなラインをミックスしていますが、それでもうるさくならず、美しいまとまりが。シンプルでベーシックなウェアを愛用する方にはぜひ、存在感のあるカルティエで大人の華やかさを成立させてほしいもの。

【VAN CREEF & ARPELS】 大人の愛らしさを引き立てるアルハンブラ コレクション

時計:スウィート アルハンブラ[YG×クオーツムーブメント]¥1,346,400、リング:ヴィンテージ アルハンブラ リバーシブルリング[YG×DIA×アゲート]¥902,000、ペンダント:ヴィンテージ アルハンブラ ペンダント[YG×アゲート]¥489,500、イヤリング:ヴィンテージ アルハンブラ イヤリング[YG×アゲート]¥720,500(全てヴァン クリーフ&アーペル/ヴァン クリーフ アンド アーペル)、ボーダートップス¥15,400(オーシバル フォー ビオトープ)、デニムパンツ¥68,200(リトコフスカ/共にビオトープ)

モデル佐田真由美さんが着用しているのはコチラ

  • スタイリスト 加藤かすみさん
    アルハンブラ コレクション、大好き。シンプルなのに品も存在感もあって、パッと華やかになるよね。コンサバティブなイメージがあるけど、デイリーにも着けやすいよっていう提案でデニム合わせにしてみました。ロゴTシャツとかでも可愛いし、ラフなスタイリングに映えるんだよね。
  • 編集 K
    友人がまさにこの時計を愛用していて、和装にも合うし素敵だなって。ネックレスは真由美ちゃんがプライベートで愛用されていていつもラフに洒落た感じで着用しているので、Instagramをチェック!

四つ葉のクローバーに着想を得たというアルハンブラモチーフは、幸運のシンボル。シンプルなフォルムながら存在感があり、オトナの女性世代でも無理なく着用できます。今回は鮮やかなブルーが印象的なアゲートを使用したコレクションをチョイス。カジュアルスタイルのアクセントにするのが、オトナミューズ的コーデの正攻法です。

【TIFFANY & CO.】 唯一無二のボリューム感! ティファニー ハードウェアがやっぱり好き

ティファニー ハードウェア リンク ネックレス[YG]¥1,144,000、同 リンク リング[YG]¥368,500、同 シングル ラップ ブレスレット[YG]¥1,375,000、リンク ピアス[YG]¥462,000(全てティファニー/ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、デニムジャケット¥102,300、デニムパンツ¥57,200(共にマディソンブルー)、ジャケット¥46,200(プランクプロジェクト/プランクプロジェクト 青山店)、メガネ¥62,700(ボッテガ・ヴェネタ/ケリング アイウエア ジャパン カスタマーサービス)

モデル佐田真由美さんが着用しているのはコチラ

  • スタイリスト 加藤かすみさん
    ティファニーには魅力的なコレクションがいろいろあるんだけど、オススメは、ティファニー ハードウェア コレクション。ジェンダーレスなムードがあって、マニッシュなスタイリングにハマります。ジャケット×パンツスタイルが多い方には特に使いやすいと思う。
  • 編集 K
    これこそ、オトナミューズっていう感じが勝手にしてしまっています(ティファニーさん図々しくてごめんなさい)。私たちが目指すヌケ感を上手に出してくれるジュエリー。いい意味で女らしくなくて。特にピアスはデイリーに重宝しそう。

アーカイブにある1962年製の象徴的なブレスレットに着想を得たという、ティファニー ハードウェア。印象的なゲージのリンクを大胆な存在感に昇華させていて、ブランドのパワーを感じさせるシリーズです。ユニセックスなムードが今の時代にマッチしていて、パートナーとのシェアもしやすい点がほかと大きく異なります。

【BOUCHERON】 ファッショニスタの定番 キャトルクラシック

キャトル クラシック イヤリング[YG×PG×ブラウンPVD]¥412,500、〈右手〉同リング[YG×PG×ブラウンPVD]¥478,500、〈左手中指〉同リング[YG×PG×WG×ブラウンPVD×DIA]¥1,623,600、〈左手薬指〉同リング[YG×PG×WG×ブラウンPVD]¥676,500(全てブシュロン/ブシュロン クライアントサービス)、ドレス¥159,500(ジア スタジオ/ザ・ウォール ショールーム)、シューズ¥17,600(アダム エ ロペ)

モデル佐田真由美さんが着用しているのはコチラ

  • スタイリスト 加藤かすみさん
    全てキャトル クラシックで統一してスタイリングしました。小さい面積なのに存在感がすごいよね。ゴールドのカラーバランスもキレイで、案外好き嫌いなく誰にでも受け入れられるジュエリーなんじゃないかな。
  • 編集 K
    指の節が目立ってきたせいか、最近はこれくらいボリュームがあったほうが手がキレイに見えるしハマる! しかも着用感もよくて。ファッション的でもあり、ジュエリーとしての重厚感もあり、素晴らしいなって思いました。

ファッション業界のキャトル コレクション所有率の高さはほかに類を見ないほど。そのなかでも特に人気な多色ゴールドとブラウンPVDのキャトル クラシック。グラフィカルでモダンなデザインが特徴で、オンオフどんなシーンにも合わせやすいと定評があります。ペアリングにもしやすいので、セカンドマリッジリングに選ぶ方も多いそう。

【HERMÈS】 改めて魅力を発見。エルメスのシルバー

時計:エルメス カット[SS×オバーリン製文字盤]¥1,024,100、リング:シェーヌ・ダンクル・アンシェネ[SV]¥108,900、ブレスレット:ケリー・シェーヌ[SV]¥561,000(全てエルメス/エルメスジャポン)、ニット¥106,700(6397/エイチ ビューティー&ユース)

モデル佐田真由美さんが着用しているのはコチラ

  • スタイリスト 加藤かすみさん
    時計は丸い文字盤が美しいエルメス カットを。時計好きとしては、ステンレススティール製は光沢があって美しいうえに、耐久性があるので、本当にオススメです。色みも清潔感があって、シャツとかにも合わせやすいと思う。
  • 編集 K
    亡くなった両親がペアでエルメスの時計をよくしていたので、懐かしいな(笑)。圧倒的に文字盤が見やすいし、ステンレススティール製なのにゴツさがなく、エレガント。ツヤがまた美しくて、うっとりします♡

コレクターの多いエルメスの時計やジュエリー。独特の清潔感、ソリッドな美しさは圧巻。シンプルなデザインだからこそ、素材感のよさが際立ちます。オールステンレスでスポーティな印象の時計は、独自のタイポグラフィを使用した可読性が高くエレガントな文字盤とのバランスが唯一無二。

【FRANCK MULLER】 曲線美を際立たせる大胆なシンプルさに魅了♡

時計:グランド カーベックス ピアノ[YG×SS]¥2,970,000(フランク ミュラー/フランク ミュラー ウオッチランド東京)、スカート¥165,000(コル ピエロ ドットコム/コル ピエロ)、シューズ¥181,500(ジャンヴィト ロッシ/ジャンヴィト ロッシ ジャパン)、シャツはスタイリスト私物

モデルが着用しているのはコチラ

  • スタイリスト 加藤かすみさん
    デザイン要素のひとつひとつは女性らしいのに、重厚感があって男性にも似合いそうなバランスがかっこいいの。リングやほかのジュエリーを一切着けなくても、手元がパッと華やぐよね。素敵!
  • 編集 K
    どれもフェイスのラウンド具合が秀逸なのですが、この新作の潔いブラックの文字盤がクールで圧倒されてます。ちょっと色っぽいたたずまいも好き! ただお値段もそれなりなので、夫婦間で共有したらどうかなとか夢が膨らみますよね。

フランク ミュラーといって真っ先に頭に浮かぶのは、腕にフィットするフェイスの絶妙な曲線美、という方も多いはず。新作のグランド カーベックス ピアノはこの曲線を特に際立たせるために、文字盤には時分秒針とロゴのみに留め、ブラックエナメルの輝きでどこまでも優雅な仕上がりです。が、男性でも着用できるようなサイズなので、モデルカットのように存在感があり、ユニセックスムードにまとまる点がたまらないのです。

【MARIE-HÉLÈNE DE TAILLAC】 誰もが一目で恋に落ちる! 魅惑の天然石リング

プリンセス リング〈右手人さし指〉[タンザナイト×YG]¥1,010,900、スイヴィル リング〈右手薬指上〉[ルベライト×YG]¥1,468,500、スモール テンダー・キス リング〈右手薬指下〉[カーネリアン×YG]¥172,700、カボション リング〈左手人差し指〉[シトリン×YG]¥641,300、ジョアンC.リング〈左手中指〉[グリーントルマリン×YG]¥1,323,300、ボリウッド リング〈左手薬指〉[マルチカラー×YG]¥562,100(全てマリーエレーヌ ドゥ タイヤック/MHT)、ニット¥79,200(フォルテ フォルテ/コロネット)*マルチカラー(ピンクサファイア、イエローサファイア、ファイヤーオパール、ツァボライト、タンザナイト、アパタイト)

モデル佐田真由美さんが着用しているのはコチラ

  • スタイリスト 加藤かすみさん
    色石のジュエリーは他にももちろんたくさんあるのですが、タイヤックはまず色みがとってもキレイで、洒落てますよね。存在だけで、こんなに高揚感を味わえるジュエリーは他にはないかな。
  • 編集 K
    20代のころに購入したマルチカラーのショートネックレスやリングを今もずっと愛用していて、全く飽きないし、トレンドに左右されないところが素敵なブランドだなと思います。贅沢な大人の遊び心ですよね。

天然石ジュエリーの魅力を広めたのはここだと断言しても差し支えのない存在である、マリーエレーヌ ドゥ タイヤック。石のありのままの形をできるだけ生かし、独特の風合いがある22金の柔らかなゴールドと合わせ、気取りがなくとことんキュートな存在に仕上げたジュエリーにひきつけられないわけがありませんよね。

掲載中のアイテムは2024年11月28日発売の『otona MUSE1月号』から再編集した記事です。各アイテムは販売が終了している場合があります。

photograph:MISUZU OTSUKA(model), TAKEHIRO UOCHI[TENT](still) styling:KASUMI KATO hair & make-up:TOMOE NAKAYAMA model:MAYUMI SADA illustration:YUKO SAEKI
otona MUSE 2025年1月号より

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