気に入らないママ友の子と「絶対遊ばないで」自己中な母親が暴走！娘に命令して＜ママ友と働いたら＞

1児のママ・冬田フユミさんは、春野ハルさん、夏川ナツキさん、秋村アキエさんと子どもが同じ保育園に通うママ友。パートの契約を打ち切られたことで無職になったフユミさんは、大手製造会社の人事部に勤めるハルさんに、仕事を紹介してもらいます。しかし、人望が厚く優秀なハルさんに嫉妬し、保育園や会社で悪評を広め、ハルさんを孤立させようと画策するように……。

その後、ハルさんへの嫌がらせやさまざまな悪事が露見し、フユミさんは結局ハルさんの会社でも雇用契約を打ち切られます。さらに夫から離婚を迫られており、順風満帆そうに見えるハルさんへの苛立ちや恨みを募らせていました。

そんな中、ハルさんに嫉妬したフユミさんの逆恨みがさく裂！ 自分の娘・ユキエちゃんを使って「ハルさんはいじめっ子」というデマを流したことで、ハルさんの娘・サクラちゃんが保育園でいじめられるようになったのです。

そんな矢先、入園当初に仲良くしていたママ友・シズさんの自宅に招かれます。保育園での噂を聞いていたシズさんが「自分のことばかり考えてたら、本当にひとりになっちゃうよ！」と忠告しますが、フユミさんは聞く耳を持たず……。

「余計なお世話！」と言い捨てて、帰っていくのでした。

人の忠告を素直に聞けないママ友はまたもや…

「ごめん失敗しちゃったわ……」

シズさんが話しかけたのは、ナツキさん。ナツキさんは、シズさんの夫と姉弟だったのです。サクラちゃんやハルさんのことで気を揉んでいたナツキさんが、シズさんと協力してトラブルを解決しようとしていたのでした。

しかし、その計画は頓挫。フユミさんを説得することに失敗したナツキさんは、シズさんとできる対策をすることにしますが「まだ何か仕掛けてきそう……」というシズさんの悪い予感は的中。

帰宅したフユミさんはまたもやユキエちゃんを使って、シズさんの娘・シズ子ちゃんと遊ばないよう指示するのでした……。

大人同士のいざこざで、子どもの世界が狭まるようなことがあってはいけませんよね。人付き合いをする中で、親同士のトラブルがあったり、時には合わない相手もいるでしょう。しかし、それは子どもには関係ないこと。子ども自身の人間関係を親が自分の都合だけでコントロールしようとするのは、良くないでしょう。

子育て中の親、そして自立した大人として、子どもの前に胸を張って立てる自分でありたいですね。

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著者：マンガ家・イラストレーター つきママ

ベビーカレンダー編集部