渋谷ヒカリエで金の真価を探るデザイン展「A Piece of Gold 2025」が開催

「A Piece of Gold 2025」は、デザインハウス・Anyhowとジュエリーデザイナーの正光亜実によって2023年にスタートした展覧会の第2回目となる。今回の展示では、ロンドンのクリエイティブ集団TOMATO創設者サイモン・テイラーや、元メゾン マルジェラのジュエリーデザイナーでパリを拠点に活動するルイス・タムリン、ミラノを拠点とするデザイナーの大城健作など、多彩な背景を持つ20名のデザイナーによる約70点のゴールド作品が並ぶ。

本展は、単なる装飾品や投資対象としての金ではなく、限りある資源としての金の価値と、それに対するデザインの力を考察することを目的としている。金の価格が高騰する現代において、デザイナーがどのようにこの貴重な素材と向き合うか、そのクリエイティビティが問われる場となる。

また、ジュエリーブランドのアタカ（ATAKA）、アンティークジュエリーショップのカフェカフェマーケット、ジュエリーメーカーの株式会社桑山の協力のもと、金の素材としての魅力や文化的意義を掘り下げる多彩なコンテンツも展開。さらに、2月17日（月）にはオープニングレセプションとトークショーも開催され、デザインに関する深い議論が交わされる予定だ。

展示作品はすべて受注生産での購入が可能で、日本ではなかなか目にすることのできない貴重なデザインに出会える絶好の機会となる。この特別な展覧会を通じて、金の新たな価値とデザインの可能性に触れてみてはいかが？

A Piece of Gold 2025

期間／2025年2月17日（月）〜26日（水）

場所／渋谷ヒカリエ 8 / CUBE 1, 2, 3

住所／東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ8階

営業時間／11:00〜20:00（26日のみ11:00〜18:00）

問い合わせ先／株式会社Anyhow 080-4300-8083

www.a-piece-of-gold.com

Photos: Courtesy of A Piece of Gold Text: Makiko Yoshida