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家出妻が一時帰宅「夫は変われたかも?」妻の淡い期待の裏で夫は「無性に腹立つ」<モラ夫から脱却>

  • 2025.3.2

桜井カスミさんは専業主婦。夫・アキトさん、幼稚園へ通う娘・モモナちゃんと3人で暮らしています。とてもやさしく紳士的だった夫は、結婚後にモラハラ化。家事も育児も丸投げし、夜には無理やり行為に及び、カスミさんは毎日我慢を強いられる生活を送っていましたが、夫がモモナちゃんにけがをさせたことで限界がきて、家を出ました。

モラハラ当事者の会のカウンセリングを受けた夫は、自らカスミさんの笑顔を奪っていたことに気づき、カスミさんへ話し合いを求める手紙を送ります。

カスミさんは1週間の期限つきで自宅へ。夫はモモナちゃんの面倒を見ますが、苛立ちを隠せないその表情は、カスミさんを不安にさせるものでした。

片親になることと金銭的に不安定なることが気がかりなカスミさんは、離婚への一歩が踏み出せません。

そんな中、元夫のモラハラが原因で離婚した知人・ウララさんに相談すると、「DVによって自分自身が傷つけられている」「わが子を守るために離婚するのは、決して間違いではないんだよ」と言われ、暴力が嫌だったという感情を受け入れられたカスミさんは、ある決意をします。

変わろうと努力するモラハラ夫の心中

「洗い物は俺がやるから。作ってくれてありがとうな」

その言葉を耳にしたカスミさんには、「夫が変わったかもしれない」と淡い期待を膨らませます。

しかし、夫は自分の話に対するカスミさんのリアクションの少なさと、モモナちゃんの想定外の失敗に苛立ち、「無性に腹が立つ」「自分の子なのに、正直かわいくない」と不満を募らせたのでした。

性格や考え方自体を改めるのは、決して簡単なことではありません。もともと心からの思いやりがない夫。自己中心的かつプライドが高い、他人を操りたがる、人を高評価しないといった、悪い性格が変わらず出てしまっています。

夫はカスミさんたちに家に戻ってきてほしい一心で、精神的暴力をしないよう常に意識し続けるているようですが、これまでとは違う妻の態度や、普段面倒を見てこなかった娘の言動に大きなストレスを感じているようです。家族を愛する気持ちよりも、自分の感情を優先しがちな夫との関係修復は難しいでしょう。


著者:マンガ家・イラストレーター しろみ

ベビーカレンダー編集部

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