定番料理の魅力は大いにあるものの、頻繁に食べているとマンネリ化してきてしまうもの。カツレツもそうですよね。そんな時に見つけたのが、お笑いコンビ「ボルサリーノ」の関 好江さん考案の面白いカツ。甘味と塩味のバランスが最高の「りんごチーズ巻きカツ」と、旨味の相乗効果が絶品の「白菜漬物とおかか巻きカツ」なんです。どちらも甲乙つけがたいおいしさ♡ご飯にも合うしおつまみにもぴったりの変わり種カツで、筆者は感動しました!ぜひ作って、家族やお友達を驚かせてみませんか?
芸人でありながら料理人!?『あさイチ』で見つけた料理芸人発レシピ
今回挑戦したのは、お笑いコンビ「ボルサリーノ」の「関 好江」さんが、NHKの朝の番組『あさイチ』で披露していたレシピ。同番組ではいつも、様々な料理家の方々がレシピを披露していて、そのレシピは公式ホームページでもチェックができます。そんな中、芸人さんでありながら料理人でもある関さん。実は彼女、芸人仲間にもよく料理をふるまっていて、食べた人からは「開運した」(感動したじゃないのか~い!)と好評なんだとか♪webメディアでの連載や、レシピ本の執筆もされているんですよ。
「りんごチーズ巻きカツ」と「白菜漬物とおかか巻きカツ」揚げてみた
それでは、そんな“料理芸人“である関さんの面白い変わり種カツに挑戦していきます。
【材料】(2人分)
豚ロース肉(薄切り)…8枚
塩…少々
こしょう…少々
りんご…1/4個(皮付きのまま4等分のくし形にしておく)
スライスチーズ…2枚(それぞれ2等分にしておく)
粒マスタード…大さじ1強
パン粉…適量
白菜漬け(市販)…80g(刻んでおく)
削り節…10g
[A]
卵…1個
水…大さじ3
小麦粉…大さじ4
サラダ油…適量
(お好みで)
マヨネーズ…適量
トマトケチャップ…適量
【作り方】
1. 豚肉をまな板などの上に広げてラップをかぶせ、麺棒などで軽くたたいて広げる。
2. 1の豚肉の片面に塩、こしょうをふる。
3. まずは<りんごチーズ巻きカツ>。豚肉(4枚)の下味をつけた面に、粒マスタードをぬる。
4. 肉1枚につき、りんご(1切れ)、チーズ(1枚)の順に重ねて肉で巻いていく。
5. バットやお皿に[A]を入れ、溶き混ぜてバッター液を作る。
6. 4に5のバッター液を絡め、さらにパン粉をまぶし、軽くにぎってしっかりつける。
7. 次は<白菜おかか巻きカツ>。豚肉(4枚)の下味をつけた面に、肉1枚につき、白菜漬け(1/4量)をのせて巻く。
8. 5のバッター液を絡め、削り節をまぶし、軽くにぎってしっかりつける。
9. フライパンに油を深さ5mmほど入れ、中火にかける。170℃になったら6を入れ、時々転がしながら4分間ほど揚げ焼きにする。
フライパンにパン粉が残っていたらすくい取り、8も同じように4分間ほど揚げ焼きにする。
170℃は、フライパンに菜箸を入れると細かい気泡が出るくらいの温度とのこと。温度計がない場合や、測るのが面倒な場合は、そちらを目安にしてみましょう!
10. すべて揚がったらお皿に盛り付ける。お好みで、マヨネーズとトマトケチャップを添えたら完成!
マヨネーズとケチャップは<りんごチーズ巻きカツ>用です。
どちらも全く違う見た目ですが、コロコロとかわいいカツが出来上がりました♪
洋風りんごチーズ巻きカツ!甘味と塩味のバランスが最高
薄く広げた豚肉なので、短時間でしっかりと火が通りました。
まずは、<りんごチーズ巻きカツ>から。初めての組み合わせということもあって、恐る恐る実食。りんごのフルーティーな甘味と、チーズと豚肉の旨味がマッチ!マスタードの酸味も効いています。甘味と塩味のバランスが最高のおいしさ。なんてオシャレな洋風カツ。これだけで味がキマっているので、ケチャップとマヨネーズはなくてもいいかも。でも相性はいいので、たくさん食べる際は味変にぴったりです。
旨味の相乗効果がすごい!白菜漬物とおかかの和風巻きカツ
お次は<白菜漬物とおかか巻きカツ>。かじりつくと、じゅわ〜っと漬物の水分と豚肉の旨味が一気に口の中に広がります。揚げたては熱々なので火傷に注意!表面はサクサク、白菜はシャキシャキで歯ごたえもいい。削り節は揚げたことで風味や香りが増し、白菜と豚肉と相まって旨味の相乗効果がすごい。これは、旨味爆弾だ。野菜も取れるので、味は違いますがちょっとした餃子のような感覚の、新和風カツが面白い!
どちらもご飯にも合うしおつまみにもぴったり。ユニークで話題性もあるから、ホームパーティーにもいいかもしれません♪
しかし、同時に作ると少し忙しくもありました(笑)。それぞれ作って楽しんでみてはいかがでしょうか!