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【NBA】「トレードはでっち上げだと思った」レブロン・ジェームズ、ADとの別れを語る 「もういないと思うと、とても辛い」と明かす

  • 2025.2.6
観客からの声援に応えるレブロン・ジェームズ(C)ロイター/USA TODAY Sports
SPREAD : 観客からの声援に応えるレブロン・ジェームズ(C)ロイター/USA TODAY Sports

レイカーズは4日(日本時間5日)、敵地でクリッパーズと対戦。レブロン・ジェームズが26得点8リバウンド9アシストをマークする活躍を見せ、122ー97でクリッパーズを撃破した。
アウェイ6連戦を3連勝で締めくくり、貯金を今季最多の10(29勝19敗)とした。レブロンは試合後、マーベリックスへ移籍した盟友アンソニー・デイビスについて語った。

■「今回のような取引は初めて見た」

チームの大黒柱だったアンソニー・デイビスがトレードで去ったが、コートでその影響は感じさせなかった。レブロンがチーム最多の26得点を挙げるなど躍動すれば、八村塁も20得点6リバウンド2アシストをマークし、攻撃をけん引した。
アウェイ6連戦を5勝1敗で乗り切り、チームは上昇ムードに包まれている。しかし、一方で試合後の会見に臨んだレブロンは、盟友デイビスが去ったショックを隠せずにいた。
ルカ・ドンチッチのレイカーズ移籍を軸とした歴史的なトレードは、1日(同2日)に露見。レブロンは一報を聞いた時、「これはでっち上げだ」と思ったという。そして、デイビスがダラスで練習している様子や、ドンチッチの入団会見を見るまで信じられなかったと振り返った。
さらに「こんなことは初めてだ。これまで多くの取引を見てきた。しかし、こんな取引は一度もなかった。今回はこれまでと違った」と衝撃の大きさを語った。

■真実を聞いて「いたたまれない」

デイビスとは長時間リモートで話したという。会話の詳細は伏せたが、「彼の顔を見ればショックを受けていることは明らかだった。真実を知った瞬間、いたたまれない気持ちになった。ADがもういないと思うととても辛かったし、大変だった」と心境を明かした。

「ニュースを聞いたときはショックだったが、結局のところ、これはビジネスだと理解している」としつつも、「しかし、私が決断したわけではない……。分からない。あまり言葉がない」と絞り出し、コートでの躍動とは打って変わって意気消沈していた。

2019-2020にチームをNBA制覇に導いた名コンビは解散となり、レブロンは今後、新しく加わった若きスーパースター、ドンチッチと共闘していくことになる。果たして、融合可能か。チームマネジメントも注目されている。


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