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《生理前・生理中》食欲で悩む人は7割以上“無性にチョコを食べたくなる”のはなぜ? 積極的に取ると良い食材まで

  • 2025.2.6

生理前・生理中の食欲増加に悩む人は7割以上!

生理前・生理中の食欲増加に悩む人は7割以上!
生理前・生理中の食欲増加に悩む人は7割以上!

生理前や生理中に食欲が増すことに悩む人は多いのではないでしょうか? 特に、生理前・生理中に無性にチョコが食べたくなる経験をしたことがある方も少なくないはずです。では、なぜこの時期に食欲が増し、そしてなぜチョコに対する欲求が強くなるのでしょうか? 今回は、その原因と共に、生理前・生理中におすすめの食べ物についても解説します。

化粧品や健康食品の原料となる天然由来成分を製造する「丸善製薬」が実施した「生理と食欲に関する消費者意識調査」を参照しながら紹介していきます。この調査は2023年12月、20〜40代の女性4800人を対象に行われました。

調査結果によると、回答者の73.3%が「生理前・生理中の食欲増加に悩んでいる」ことが明らかになりました。「食欲が抑えられない」「甘いものやジャンクフードが食べたくてたまらない」という声が多く寄せられていました。また、イライラしやすく、気分を甘いもので落ち着かせようとする人もいるようです。

生理前・生理中に無性にチョコを食べたくなるのはホルモンが原因?

生理前・生理中に無性にチョコを食べたくなる人は少なくありません。どうしてチョコなど甘いものを食べたくなるのでしょうか。生理前や生理中にチョコレートを無性に食べたくなるのは、ホルモンの変動が影響しています。

生理前・生理中は女性ホルモンが大きく変動し、月経前症候群(PMS)を引き起こすこともあります。食欲が増加するのは、月経前症候群(生理前症候群)(PMS)の症状の一つです。また、生理前・生理中は、幸せホルモンとも呼ばれるβ-エンドルフィンやセロトニンが低下し、気分がネガティブになりやすくなります。

チョコの原料であるカカオはテオブロミンが含まれ、このテオブロミンには生理前・生理中に低下するセロトニンを増加させる効果が期待でき、さらにリラックス効果もあります。セロトニン不足を補うために、チョコレートが食べたくなるのです。さらに、チョコレートには鉄分も含まれています。生理中は貧血に悩む人が多く、鉄分を自然と欲していると考えられているのです。

生理前・生理中におすすめの食べ物を解説

生理前や生理中には食欲が増し、特に甘いものが欲しくなることがよくあります。食欲を我慢するのが難しいときには、少しでも体に優しい食べ物を選びましょう。生理前には、ホルモンバランスを整えるためにイソフラボンを含む豆腐・味噌・納豆などの食品を積極的に摂るのがおすすめです。また、鉄分を多く含むアサリやレバーを食べると、貧血の予防を期待できます。肌荒れしやすい人は、ビタミンや食物繊維を含む緑黄色野菜を摂ると肌の状態が安定しやすくなります。

生理中に体を冷やすと、生理痛を悪化させることがあります。生姜やネギを含んだ料理を食べると、体の内側から体をポカポカに温められます。このように、生理前・生理中の体調に合わせて食事を見直すことで、食欲が増しても体調を整えやすくなります。

チョコを食べたくなったときには、セロトニンや鉄分の不足を他の食品で補うと、気持ちが落ち着くかもしれません。お腹を満たしながら、体に優しい選択をしましょう!

【まとめ】生理前や生理中に食欲が増えるのは、多くの女性が抱える共通の悩みです。特に、チョコなどの甘いものを無性に食べたくなり、つい食べ過ぎて罪悪感を抱いたり、肌荒れに悩まされたりすることもあります。このような現象は、ホルモンバランスの急激な変化や鉄分不足が関係しているため、生理時には自然な反応です。そんなときこそ、体に優しい食べ物を選び、栄養をしっかりと補給することで、体調を整える工夫をすることが大切になってきます。

(natsu)

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