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アリアナ・グランデ、アルバム制作でPTSDや悲しみ、鬱や不安に対処した

  • 2025.2.6
36th Annual Palm Springs International Film Festival Film Awards

2017年に「デンジャラス・ウーマン・ツアー」のマンチェスター公演で自爆テロが発生し、ファンら20人以上が犠牲になり、また翌年には元恋人マック・ミラーが薬物の過剰摂取で命を落とすなど、立て続けに辛い経験をしたアリアナ・グランデ。そんな彼女にとって、アルバム制作がPTSDや悲しみ、鬱や不安への対処に役立ったそうだ。

「たくさんセラピーを受けたし、PTSDやあらゆる悲しみ、鬱、不安とも闘っていた。もちろん治療はとても真剣に受けていたけれど、治療の手段の一つとして音楽があったことで、命を救われました。重苦しい時期でしたが、音楽が息抜きになり、明るさをもたらしてくれた。切迫した状況から生まれ、あふれ出たもので、生き残るための手段でした」と『ハリウッド・レポーター』のポッドキャスト「Awards Chatter」で語った。

アリアナは2018年8月、コンサート会場で起きたテロ事件後初となるアルバム『Sweetener』をリリースし、それからわずか半年で次のアルバム『thank u, next』を発表した。レコードレーベルは、音楽制作という彼女のニーズを「理解した」が、立て続けにアルバムを発表することは前例がなかったために二の足を踏んだという。

「ラップやヒップホップ以外では異例のことでしたが、『慣習なんでどうでもいい。今はルールなど気にしたくない。私が今、魂の奥底から必要としていることだから』と伝えました」と当時を振り返る。「癒され、解放されるのを感じました。繋がりを感じた美しい瞬間でした」

Text: Tae Terai

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