花柄が可愛い！ ハウスリネンのランヴォージュが、ドゥボーリュウとコラボレーション。

パリ9区、アンリ・モニエ通りの花屋「Debeaulieu（ドゥボーリュウ）」は独特の色彩のブーケが特徴でファション界からも愛されている。すぐ近くのヴィクトール・マッセ通りに開かれた植物とオブジェのブティックでは、素敵なアンティークの花器や食器が見つかる。フローラル・クリエイション・スタジオとして活動するドゥボーリュウを春夏コレクションのコラボレーションのパートナーに選んだのは、100年の歴史を持つリネンのメゾンである「Linvosges（ランヴォージュ）」だ。

9区に2軒の店を持つDebeaulieu。2013年にオープンしたブーケのブティック（写真左）は30, rue Henry Monnierに。2年前にオープンした鉢植えとオブジェのブティックは19, rue Victor Massséだ。photography: Mariko Omura

ランヴォージュといったら花のモチーフを思い浮かべるフランス人が多いように、植物や自然はメゾンが愛する大きなテーマである。ドゥボーリュウとのコラボレーションはとても自然ななりゆきといえるのでは？ フレッシュで芳しいフラワーモチーフが彩るのは、ベッドリネン、ホームウエア、クッションなど。キルティングのポーチもかわいいし、花のモチーフを一輪ずつ浮き彫りしたキルトも素敵だ。

ヨーロッパ生産でクオリティの割には価格が手頃で、オリジナルコレクションもなかなかチャーミングなのでランヴォージュには通販による大勢のファンがフランス国内にいる。このドゥボーリュウとのコラボレーションをきっかけに、さらに注目度が高まるのでは？ なお、この春夏コレクションでは子ども服ブランドのPetit Panともコラボレーションを行っていて、こちらもアイテム豊富である。あいにく日本からはオンラインで購入できないので、3軒あるパリ市内のブティックの近くを通ったら覗いてみよう。庶民的な雰囲気の店内にお目当ての品だけでなく、思いがけないお気に入りが見つかるかもしれない。

Linvosges

33, rue Saint-Placide75006 Paris

営）10:00～19:00（月～土）10:00～13:00、14:00～19:00（日）

無休

https://www.linvosges.com/fr/

Instagram ＠linvosges