部長との出張を心配した彼「ホテルまで送る」と真剣な表情に緊張する。年の差婚［９］｜ママ広場マンガ

年の差婚［９］初めての出張。近づく二人の距離。

そして出張当日。「谷口さん！お待たせしました！」元気いっぱいに待ち合わせ場所にやって来る加賀谷くんを見て「ううん・・時間前だし大丈夫」と答えながら「今日もまぶし・・」とこっそり呟く私。「資料は頭に入ってる？」「もちろんです！ただ、ちょっとわからないところが・・」と準備に余念のない加賀谷くん。加賀谷くんの勉強ぶりに感心するうち、告白のことはすっかり忘れていたのでした。

その後、クライアントとの打ち合わせは無事に終了。「ありがとうございました！皆さん夕飯はどうされますか？よかったらご一緒に」先方にお誘いを受け「おっ！いいですね！」と即答する部長、その後、「地元料理のウマい店があるんですよ！」「それは楽しみです！」盛り上がる先方と部長の後ろを歩きながら「やった！おいしいご飯～！」とワクワクしていたのでした。

すると、おいしいご飯を想像してワクワクする私を見た加賀谷くんが「部長と二人っきりじゃなかったんですね・・」とボソリ。「えっ？」何か言ったのかと聞き返すも、「おーい！」部長に呼ばれてバタバタと後を追う加賀谷くんと私。

そして、あっという間に食事の時間も終わり、「では・・ありがとうございました」「こちらこそ。よろしくお願いします」先方との挨拶を終え、見送った後、「俺は明日別件が残ってるから、明後日会社でな。加賀谷も初出張お疲れ！」「お連れ様でした！」加賀谷くんと私で部長を見送りました。そして、「・・じゃ、ホテル反対方向だし、私たちもここで・・」と加賀谷くんに声をかけると、

「あっ・・・夜遅いんでホテルまで送っていきます！」突然加賀谷くんにそう言われ、「えっ・・・いいよいいよ！大丈夫だよ・・」と答える私。

すると、「僕が心配なんで・・送らせてください」真剣な顔をしてそう言う加賀谷くんに驚いた私は、「し、心配？私を？」と思いながら、「あ・・そぉ？じゃあお願いしようかな・・？」となんだか緊張しながら答えたのでした。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案：ママ広場編集部 脚本：のきわだ 編集：石野スズ
作画：マキノ
元気姉弟を子育て中の主婦。
SNSで育児絵日記を描いています。