ゼイン・マリク、リアム・ペインの急死を受けて延期していたLA公演にルイ・トムリンソンが来場

リアム・ペインの急死を受け、「Stairway to the Sky」ツアーの北米公演の延期を発表していたワン・ダイレクションの元メンバー、ゼイン・マリク。1月29日（現地時間）、ルイ・トムリンソンがロサンゼルスで行われたコンサートに駆けつけたそうだ。ゼインは「今夜はちょっと特別です。僕をサポートするため、古い友人が来てくれました。彼はスタジアムのどこかに座っています。場所は明かしたくありませんが、ルイが今夜、ここにいます」と明かし、盛大な歓声を受けた。

ファンのSNS投稿によると、ゼインはライブ終盤に「What I Am」と「Alienated」の2曲をルイに捧げたそうだ。バルコニー席から見守っていたルイが、ゼインの呼びかけに応えて自分の胸を叩く様子もキャッチされた。2人はコンサート終了後、一緒に会場を後にしたという。

2010年にイギリスのオーデション番組「Xファクター」を通じて結成されたワン・ダイレクションは、世界中でセンセーションを巻き起こした後、2015年にゼインが脱退したのをきっかけに2016年に活動を休止した。昨年10月にリアムがアルゼンチン・ブエノスアイレスのホテルの部屋から転落して亡くなったことを受け、ゼインの脱退以来10年ぶりにメンバーが連名で声明を発表。

「僕たちはリアムの訃報に接し、完全に打ちのめされています」「彼と分かち合った思い出は、一生の宝物です。今は、彼の家族、友人、そして私たちとともに彼を愛してくれたファンのことを思っています。 とても寂しくなるでしょう。愛してるよリアム」と綴られ、ハリー・スタイルズとナイル・ホーラン、ルイとゼインの名前が記されていた。また11月にイギリスで執り行われた葬儀には、4人とも参列した。

Text: Tae Terai

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