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【レシピつき】最新アンチエイジング「トマトだし」って知ってる?

  • 2016.4.11
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最近注目を浴びている“トマトだし”をご存知ですか?

これが美容にも体にもとても良いのです。昆布だしと似た風味で使いやすく、どんなお料理にも利用でき汎用性バツグン。

そこで今回は、美容ライターの筆者が、トマトのアンチエイジング効果とトマトだしの作り方、そしてトマトだしを使った簡単レシピをご紹介します!

 

■トマトに含まれる老化防止成分

特にリコピンの抗酸化作用はビタミンEの100倍といわれ、アンチエイジングには欠かせない成分。真っ赤なトマトほどリコピンが多いので、なるべく熟しているトマトを食べることをオススメします。

 

■成長ホルモン効果でアンチエイジング

アミノ酸の一種である“グルタミン酸”は、“ヒト成長ホルモン”を活性化するといわれています。ヒト成長ホルモンは脳の下垂体から分泌される成長に必要なホルモンで、15~20歳をピークに、そのあとは、急激にその分泌が少なくなります。

このヒト成長ホルモンはアンチエイジングに効果が期待できると認められています。

夜にトマトを食べることでヒト成長ホルモンの分泌が促進され、アンチエイジング効果が期待できるうえ、よい質の睡眠が取れますよ。

またグルタミン酸には腸を活発にする効果があります。エネルギーの消費を増やし、食欲の調節の効果もあるため脂肪燃焼が高まります。

 

■トマトだしの作り方

トマトがどんなに美容効果があっても、そんなに毎日食べるのも飽きてしまいますよね。そこで、レパートリーの1つに“トマトだし”はいかがでしょうか?

和食にぴったりのトマトだしは、昆布だしの旨味成分と一緒のグルタミン酸を含んでいます。加熱することでさらに増加するので、美味しく栄養が摂れちゃうんです。

(1) トマトのヘタの部分を切り、ざく切りにする。

(2) 鍋にトマトと水を1:2の割合で入れる。

(3) 弱火でゆっくり温め、沸騰したらアクを取り除く。5~10分行う。

(4) キッチンペーパーなどを敷いたザルに煮たトマトをあけ、こす。

ポイントは、弱火でゆっくりと加温すること。トマトの上質な旨みが溶け出します。

 

■オススメのレシピ2品

トマトだしはみそ汁、だし巻き卵、筑前煮、魚の煮つけなど普段の和食に使うと失敗もなく美味しい料理に仕上がります。

●おでん(1人前)

昆布だしの変わりにトマトだしでおでんを作ります。

<用意するもの>

・トマトだし 少々

・醤油 少々

・塩 少々

・カツオだし 少々

・お好みの具材

(1)それぞれの具材の下ごしらえを行う。

(2)トマトだしとその他の調味料で味を整え、煮込む。

●ポトフ(1人前)

洋風にもなるトマトだし! 野菜もいっぱい摂れるのでヘルシーです。オリーブオイルと一緒に摂ることで栄養の吸収率が4倍に上がります。

<用意するもの>

・トマトだし 500ml

・水 100ml

・コンソメ 少々

・塩 少々 

・こしょう 少々 

・オリーブオイル 少々

・お好みの具材

(1)水で具材を茹でる。

(2)トマトだしとその他調味料で味を整える。

 

だしを取ったトマトは捨てずにかつお節と混ぜて食べたり、カレーに入れたりするとおいしく無駄なく食べられますよ。昆布だしを取るより楽チンで、トマトの美容成分がとても魅力的なので筆者も日ごろから取り入れています!

ぜひ、試してみてくださいね。

【筆者略歴】

※ 山田みき ・・・ エステティシャン・美容師。自身のアトピー・アレルギーを機に美容を学ぶ。NHKにてエステ指導や雑誌掲載多数。エステ・ヘアメイク・着付け各種コンテスト優勝及び上位入賞の経験をもつ。

【画像】

※ stockcreations / Shutterstock

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