【保存版】投資価値ありのジャケット5選──今春、手に入れるべき人気ブランドの名作

2025.2.3

サンローランメゾンを象徴するダブルのジャケットでマニッシュに決めて

「カシミアフェルトジャケット」（※伊勢丹新宿店限定）¥790,900／SAINT LAURENT BY ANTHONY VACCARELLO

サンローラン（SAINT LAURENT）2025年春夏コレクションが火付け役となり、注目を集めるマニッシュなスーツスタイル。その代表的なアイテムであるダブルのジャケットは、ムッシュイヴ・サンローランが女性のために提案したスモーキングジャケットに起源を持ち、長い歴史を誇る。イヴ・サンローランが描いた女性像は、これまでのファッションの枠を超え、自由で力強い女性像を表現してきた。

その象徴ともいえるダブルジャケットは、男性的なシルエットを大胆に取り入れながらも、女性の美しさを引き立てるデザインが魅力。ピークラペルがモダンな印象を与えながらも、クラシックなエッセンスをしっかりと保ち、サンローランならではの洗練されたスタイルが感じられる一着だ。

問い合わせ先／サンローランクライアントサービス 0120-95-2746

www.ysl.com

ディオールどんなスタイルにも自然と馴染む一着

1951-52年秋冬オートクチュールコレクションのためにムッシュディオールがデザインした「アマゾーヌ」ドレスを起点に、アスレティックな世界観で魅了したディオール（DIOR）2025年春夏コレクション。そのランウェイに登場した新作のアウターは、ディオールを象徴する「バー」ジャケットを踏襲したフェミニンなラペルでありながら、すこしゆったりとしたボクシーなシルエットが魅力的な逸品。

ランウェイでは、パンツとのセットアップのスタイルが目を惹いたが、スカートやドレスとコーディネートしドレスアップすることも、デニムと合わせてカジュアルダウンすることも可能。どんなアイテムにも自然と溶け込む汎用性の高さが魅力の一着は、クラシックでありながら、多様なシーンで活躍する。

問い合わせ先／クリスチャンディオール 0120-02-1947

www.dior.com

フェンディ創業100周年のメゾンが贈る、上品なカラーが魅力

100周年を迎えたフェンディ（FENDI）のコレクションに登場したシングルブレストブレザーは、洗練されたフェミニンなシルエットを誇る。ウエストと背中にダーツを施すことで美しいラインを描き、幅広のラペルとパッチポケットがカジュアルな雰囲気を加えつつ、比翼仕立てでクラス感をアップ。ランウェイでは、シースルーのスカートとレッドウィング（RED WING）との共同製作によるブーツといったトレンドアイテムと組み合わせ、今季のムードを見事に体現。加えて、フェンディならではの上品なカラーが、さらにその魅力を引き立てる。

問い合わせ先／フェンディジャパン 0120-001-829

fendi.com

ロロ・ピアーナ時代を超えて愛用できる名品

継続して人気のクワイエットラグジュアリーを体現するブランドとしてセレブからも注目の高いブランド、ロロ・ピアーナ（LORO PIANA）。メンズのアウターウェアコレクションのアイコニックなアイテムを再構築し、リラックス感のあるフェミニンなシルエットに仕立て上げた、ブランドを代表するスタンドカラーのジャケットは、春らしい、イエローカラーが上品なオーラを放つ。ルックのようにスカートとセットアップで着用するのも、スラックスやニットパンツなどに合わせてリラックスなムードを纏うこともできる優れもの。投資価値ありと言われているブランドだけあり、長年愛用できる間違いない一着。

問い合わせ先／ロロ・ピアーナジャパン 03-5579-5182

loropiana.com

マックイーン優雅さとパワフルなエネルギーを纏う

ショーン・マクギアーの二度目のショーとなった、マックイーン（McQUEEN）2025年春夏コレクション。創業者リー・マックイーンのシグネチャーだったS字に絞ったようなシルエットを踏襲し、再解釈したアシンメトリーなジャケットは、女性らしく絞ったウエストラインとは裏腹に、パワーショルダーで力強い良い印象を与える。マックイーンならではの革新性を感じさせるこのジャケットは、優雅さとパワフルなエネルギーを見事に融合させた一着。この春、セットアップでワードローブに追加したい逸品だ。

問い合わせ先／アレキサンダー・マックイーンクライアントサービス 0120-992-297 www.alexandermcqueen.com

Photos: Courtesy of Brands, Gorunway.com

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VOGUE

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