＼教えてくれたのは／
アヴェニュー表参道クリニック 院長・医師
佐藤卓士先生
食品メーカーで開発に携わったのち、一念発起して医学部に入り直し、医師になったという異色の経歴を持つ。
ヘア＆メイクアップ アーティスト
小松胡桃さん
森ユキオ氏に師事したあと独立。ファッションとのバランスを考えたトレンド感のあるメイクが読者に人気。
ビューティライター
中川知春さん
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30代半ばからフェイスラインのもったり感に悩んできた。食いしばりが強いときに特にもたつく自覚あり。
ビューティライター
穴沢玲子さん
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40代以降、あごと首の境目が曖昧になった。脂肪というよりはゆるみや、たるんでいるせいでプヨプヨが加速。
ビューティライター
金子優子さん
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夜中にしょっぱいものを食べた翌朝は、あごまわりにもたつきが。食いしばるクセがあり、それも一因に。
Q. メイクでどうにかなる？
メイクでカモフラ
とにかく今すぐ、このもたつきをどうにかしたい！ そんなときはメイクで解決すべき。プロが教える簡単小顔テクを大公開！
シーグラム、ザ セム、OSAJIの併せ使いで自然に立体感！
小松胡桃さん
肌色から浮かない絶妙なカラーのシェーディング、ほうれい線の影を消すペンシルコンシーラー、わざとらしくない明るさと血色のチークと、3アイテムを駆使すればナチュラルな立体感が叶います。
あごの裏にシェーディングを塗ったら、内側に向かってぼかす。エラの終わりにもチョンと塗ってあご下に向けてぼかす。左右の鼻筋にも少量塗って全体にメリハリを。
シーグラム サンスカルプ リキッドシェーディング ソフトタン
￥880／インターナショナルコスメティックス
なじませやすいスポンジのアプリケーターを採用。にじんだりせず、長時間色落ちもしない。
コンシーラーはほうれい線の始まりに三角形に入れ、唇に向かってなじませていく。
ザ セム カバーパーフェクション コンシーラー ペンシル 1.5
￥1000
薄づきなのに抜群のカバー力。柔らかく繊細な描き心地で、小さなほくろや傷口も簡単に目立たなくできる。
マリオネットラインの内側にオサジのチークを塗り、影を自然に消したら完成。
OSAJI ニュアンス フェイス カラー
04
￥3190
ベタベタせずさらっとした感触のクリームタイプ。小松さんおすすめの、唯一無二のオレンジベージュ。
【BEFORE】
【AFTER】
チークであごに「V」
中川知春さん
あごの先にブラシで薄く、小さなVの字を入れるだけ。簡単なのですがあごがすっきりして見えます。ノンパールで肌なじみのいいチークカラーを使うのがポイント。メイクの仕上げに試してみて！
イヴ・サンローラン メイクミーブラッシュ パウダー
12
￥8360／イヴ・サンローラン・ボーテ
肌に溶け込むテクスチャー。毛穴や凹凸を目立たなくする効果もあるので、ふわっとフォギーでなめらかな肌印象に。
口角オーバーで余白を埋める
穴沢玲子さん
シェーディングが不自然になる場合は、唇の存在感を出して口元の余白を減らします。口角を少しオーバーぎみに描いて口紅を塗ると、横に拡張して見えて◎
セザンヌ 影色リップメイカー
02
￥660／セザンヌ化粧品
唇の縁の色のような、ほんのりとした影色を表現したリップライナー。汗や皮脂にも強い。
NARSのブロンザーならバレない
金子優子さん
あごを引いて二重あごになったとき出現するたぷたぷエリアに、大きめのブラシにとったNARSのチークをさっと2往復。自然なシェーディング効果が出ます。
NARS ラグナ ブロンジングクリーム
01
￥5500／NARS JAPAN
クリームがパウダーに変化する独自処方で、肌に溶け込み一体化。どんな肌にもなじみやすい色なのも美点。
それでも「二重あご」が解決しないなら、最終手段は美容医療！
佐藤卓士先生
20代、30代で“糸リフト”はまだ早い！
脂肪が原因の二重あごなら、チンセラプラスという脂肪溶解注射か、トゥルースカルプiDを提案。たるみが原因ならボルニューマでしょうか。食いしばりでエラが張っている場合はボトックス注射もアリですが、やりすぎるとコケて皮膚がたるむので注意。個人差もありますが、20代～30代でいきなり糸リフトを行うのは早いと思います。
DATA
アヴェニュー表参道クリニック
東京都港区南青山3-18-16 ル・ボワビル4F
TEL：0120・365・558
https://www.a6-clinic.com/
チンセラプラス（1㏄ ￥11000）、トゥルースカルプiD（1ショット￥11000）、ボルニューマ（400ショット ￥99000～）
※必要な注入量やショット数は個人差があり、医師の診断のもとに決定
撮影／伊藤泰寛 ヘアメイク／小松胡桃（ROI） モデル／八木夏穂（VOCEアンバサダー） イラスト／Ayumi Nishimura 取材・文／穴沢玲子 構成／佐野桐子