キッズ英会話教室に通い始めたころの話です。その方は5歳の女の子と2歳の女の子のママで私と同じ専業主婦をされていました。子どもの月齢が同じであったため、すぐに仲良くなり、育児の話や家庭のことなどをよく喋るようになりました。
ママ友から相談……内容に絶句!
ある日、そのママさんから相談があるから教室の帰りに時間がほしいというLINEが来ました。LINEの交換は以前からしていましたが、そのときに初めて連絡がきたので何かあったのかなと心配しつつ、教室当日まで待ちました。
当日、ママさんから言われたのは「生活が苦しいから、パートに出たい。その間子どもたちを預かってほしい」とのことでした。私はもともと子どもは苦手な人間で扱いもヘタだし、何かケガをさせたりすると怖いからという理由で断りましたが、「あなたの家、新しいしうちのマンションよりは広いから走り回ってもケガしないだろうし、世話をしなくてもおいててくれるだけでいいの」と言われました。
なぜ私の家を託児所にしようとしているのか理解ができず、丁重にお断りをしました。
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次のレッスンからは無視をされました。そして他のママさんから聞いたのですが私が彼女のことを馬鹿にしていると愚痴をこぼしていたとのこと。何でも以前私の息子が使わなくなったオモチャをママさんがほしがったのでお譲りしたのが「いらないと断ったのに無理やり押し付けてきた」ということになっていたようです。
ママ友を作らなければと躍起になっていた時期だったので仲良くなろう距離を縮め過ぎたのかと反省しました。
著者:高田ゆかり/30代女性・主婦/3歳の男児を育てる母。ハンドメイドが趣味で販売などをしてお小遣い稼ぎをしている。
イラスト:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年1月)
ベビーカレンダー編集部