自宅や最寄り駅に近い室内練習場“インドア”を利用するゴルファーが増えている。とくに冬は寒くもないので練習に精が出る。
そんなインドアをもっと上手に活用する「インドア利用者、必読の練習法」で、冬はもちろん、オールシーズン、効率よくスピーディにうまくなろう!
インドアで集中練習!正しい構えと正確な飛距離を作ろう
インドア練習の最大のメリットは、景色や風などに左右されないことです。屋外のレンジやコースだと、環境や状況、ターゲットへの意識などによって、構えがどうしても崩れやすい。
「崩れたアドレス」からいいボールを打つのは難しくなってしまうのですが、アマチュアの多くはアドレスではなく「スイングが悪い」と思いがち。すると、あれこれと改善を試みて“迷宮入り”してしまうというパターンも多く見られます。
しかしインドア練習場は、夏でも冬でも、朝でも夜でも、つねに同じ環境で練習ができるうえに、足元は平ら、ライも一定、目の前にネットやスクリーンしかありません。そのため、正しいアドレスでのスイングづくりができます。
また、近ごろは弾道計測器が完備されている施設が多いので、”自分自身の飛距離を知る”練習もオススメ。「通常はこれぐらい飛ぶ」という番手ごとの飛距離をインドアでサーチしておく。基準(ニュートラル)の飛距離をきちんと知っておくと、コース上で正しい番手選びができる。ニュートラルからアレンジして、飛距離を調節するコース攻略のためのワザも身につきます。
弾道計測器も充実!
近ごろのインドア練習場のほとんどは、弾道計測器を導入している。天候や環境に左右されない一定の状況で、飛距離やスピン量など“ニュートラルな自分“のデータをとろう。
いかがでしたか? この記事を参考に、室内でも練習してみましょう!
レッスン=溝間祐輔
●みぞま・ゆうすけ/1990年生まれ、東京都出身。大手不動産会社勤務からゴルフインストラクターへ転身。室内練習場「BLUE WORLD GOLF STUDIO」を中心にレッスンを行なっていて、インドアでの指導や上達法はお手の物!
構成=石川大祐
写真=竹田誉之
協力=BLUE WORLD GOLF STUDIO