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大藤沙月、世界59位との初戦で3-0のストレート圧勝 2025年も注目の新星が上位進出へ好プレー連発【シンガポールスマッシュ】

  • 2025.2.2
大藤沙月(C)WTT
SPREAD : 大藤沙月(C)WTT

卓球の「シンガポールスマッシュ2025」は2日、女子シングルスの1回戦が行われ、世界ランキング7位の大藤沙月(ミキハウス)は同59位のジャン・ゼン(シンガポール)と対戦。ゲームカウント3ー0で勝利し、2回戦進出を決めた。

■昨季後半に急浮上のニュースター

昨年は後半にかけて躍進を見せて、日本では世界ランキング5位の早田ひな(日本生命)、同6位の張本美和(木下グループ)に続く存在に躍進した大藤。今大会でも上位進出が期待されるなか、地元のシンガポール勢との1回戦に挑んだ。
第1ゲームは大藤がバックハンドの強打にフォアでも鋭い反応を見せるなど、中盤に5-3と抜け出す。そのままリードを広げつつ7-3からは台上プレーで2ポイントを加えるなど多彩な攻めで相手を翻弄し、11-4で幸先よくゲームを奪う。
第2ゲームもラリーから大藤の連続でのフォアが決まり、主導権を握る。相手に3連続ポイントを与え迫られるが、5-4では鋭いバックをミドルへ、その後もフォア側を狙うなど巧みなコース取りで点差を離す。最後も中陣へ下がりながらフォアハンドを振り切り、11-4で王手をかける。
第3ゲームもパワーで勝る大藤が両ハンドを振り切り、6-1とリードを広げたところでジャン・ゼンがタイムアウトを取る。しかし、攻撃の手を緩めない大藤が直後のポイントを奪うと、そのままマッチポイントへ。最後も11-4で奪い、ストレート勝ちを収めた。
前年後半のの活躍から今年は注目選手にも挙がる大藤が、順当な戦いで2回戦進出を決めた。

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