齋藤飛鳥がスウィートが愛して止まないブランド達と出会っていくファッションストーリー。まるで果実のように……カラフルでみずみずしい表情から、熟した大人の面影まで。今回は、エレガンスを大胆に表現したリラックスフォーマルな装いを、モダンな気分でアプローチ。
包み込むニットに忍ばせたレオパードプリントの挑発性
1枚で完結するオーバーなケーブルニットに、包み込まれる幸せたるや……♡ ペールイエローの夢見がちなトーンながら両肘に4Gエンブレム刺繍をあしらい、モードな表情もアピール。ニットの淡さに対して、ブーツは左右で異なるロックディテールを装った「シャークロック ブーツ」で硬派に。チャームつきのミニマムなバッグで、今どきな愛嬌を。
ピンクトレンチに隠された気高く色香るセットアップ
無造作に羽織ったトレンチコートの中に、ひっそりと佇むジャケットの慎ましさ。今シーズンのキーモチーフであるラージメタリックの4Gボタンがチラリと覗く姿も奥ゆかしい。ウエストがきゅっと締まるスリムフィットなフォルムにショートパンツという、脱いでも目を引く女っぽさも魅力的。
昼も夜も纏いたい高貴なリトルブラックドレス
映画『ティファニーで朝食を』でオードリー・ヘップバーンが着用し、創立者のユベール・ド・ジバンシィのシグネチャーとなったリトルブラックドレス。女性達の永遠の憧れでもあるドレスが、昼夜問わず着られるディテールになって多様なデザインで登場。今回着用したドレスは、胸元に4つのボタンを配したアシンメトリックなデザインがスタイリッシュかつモードな女性像を演出。
ワークウェアから着想した洗練されたメンズな黒
ビッグポケットとショート丈のコントラストに魅了されるジャケットとハーフパンツのボーイッシュルック。シェイプされたウエストの女っぽさやセンタープレスの硬さで、やんちゃながら研ぎ澄まされたムードを堪能。デニム素材の「ヴォワイユー」が、“いたずらっ子”の名通りハズし役に。
今月の飛鳥ちゃん
年が明けました。おめでとうございます。2025年なので、ニコニコ、今年も平和に。
model : ASUKA SAITO
photo : KAEDE HARA
styling : SHOCO
hair & make-up : KYOHEI SASAMOTO[ilumini.]
text : ERI UMEDA
web edit : KIMIE WACHI[sweet web]
※記事の内容はsweet2025年2月号のものになります。
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