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【ダイエットの疑問】ダイエットを頑張れば頑張るほど「太りやすい体質になる」って本当?

  • 2025.2.1

ダイエットを始めると、「これを食べないようにしよう」「もっと減らせる部分があるはず」などと食べることを極端に我慢する方向になりがち。でも、そういうダイエットを頑張れば頑張るほど「太りやすい体質になる」と耳にしたこともあるでしょう。そこで今回は、その理由と太りやすい体質にならないためのダイエットのポイントを紹介します。

極端に食べることを我慢するダイエットは太りやすい体質になりやすい

極端に食べることを我慢するダイエットをしてしまうと、確かに太りやすい体質になってしまう可能性があります。そう言われる理由は下記3つになります。

(1)基礎代謝が低下する

極端に食べることを我慢すると、体が「飢餓モード」に。そうなると基礎代謝が低下し、摂取カロリーが少なくなったとしても、それを体が脂肪として蓄えやすくなってしまうのです。この状態でダイエットをやめて通常の食事に戻せば、当然体重は増加しやすくなってしまいます。

(2)筋肉量が減少する

極端に食べることを我慢すると、脂肪だけでなく筋肉も失われることに。筋肉は基礎代謝を上げる重要な要素なので、筋肉が減ると当然の如く消費カロリーも減少してしまいます。

(3)ホルモンバランスが乱れる

極端に食べることを我慢すると、食欲を調整するホルモンに影響が出るのは必然。そのため、空腹感が強くなり、過食につながりやすくなります、

それでは上記を踏まえて太りやすい体質にならないためのダイエットのポイントを紹介します。

太りやすい体質にならないためのダイエットのポイント

太りやすい体質にならないためのダイエットに取り組むなら、下記2つのポイントを押さえたダイエットに取り組みましょう。

【ダイエットの疑問】ダイエットを頑張れば頑張るほど「太りやすい体質になる」って本当?

(1)バランスの良い食事&ゆるやかな摂取カロリー削減

タンパク質、野菜、全粒穀物などを十分に摂取することを意識して、栄養バランスの良い食事に切り替えましょう。血糖値が安定しやすくなるので、空腹感の抑制できます。

また、「1日500kcal程度の摂取カロリーを減らす」というように、ゆるやかな摂取カロリーの削減を心がけましょう。例えば、主食となるご飯やパンを少量減らしたり、主食を減らした分はタンパク質や野菜で補ったり、使用する食材や味付けを工夫したりなどしながら、1日の食事量を落とさずとも摂取カロリーを減らすことで持続可能な食事内容に調整します。

(2)週2〜3回程度の筋トレ&十分な睡眠をとる

基礎代謝の低下を防ぐために、週2〜3回程度の筋トレを実践しましょう。自重を負荷にした腕立て伏せやスクワット、プランクなどの基本的な運動でOKです。筋肉量が増加すれば基礎代謝の向上につながります。

また、睡眠不足は食欲を増進させるホルモンの分泌を促すことになるので、毎日7〜8時間を目安に質の良い睡眠を心がけましょう。

減量に成功したとしても、結果的に以前よりも太りやすい体質になってしまうのは、本当の意味でダイエット成功とは言えないでしょう。ぜひ今回紹介したポイントを参考に、生活習慣全体を見直す形のダイエットで、ゆるやかなペースでの減量をめざしていきましょうね。 <監修:かめやまあけみ(食生活アドバイザー)>

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