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【THE RAMPAGE山本彰吾連載 前半】ガーネット/深い絆【YAMACHIHO STONEHENGE💎vol.01】

  • 2025.2.6

THE RAMPAGEの”頭脳“・山本彰吾さんの大人気連載『YAMACHIHO HENGE🍑』が、パワーアップして新連載『YAMACHIHO STONEHENGE💎』としてスタート!

毎月の誕生石をイメージして、メイクやファッションでその世界観を表現していきます。誕生月のメンバーとのエピソードも♡

記念すべきvol.01は1月の誕生石「ガーネット」から、センシュアルで大人っぽい雰囲気の赤リップメイクの2ルックと、石言葉である「深い絆」「変わらぬ愛」についてのインタビューをお届けします・・・!

※取材に際して、質問をsweet 公式X、インスタグラムで募集したところ、たくさんのご質問をいただきました。ありがとうございました!

💎1月の誕生石:ガーネット
別名「柘榴(ざくろ)石」。血のような美しい深い赤色が特徴。生命力を象徴し、身を守るという意味から古くからお守りとして身に着ける人も。石言葉は、深い絆、変わらぬ愛、真実。※諸説あり

「俯瞰で見れてる人が自分は好き。

リスペクトしてるし、自分もそうありたい」

(前半)

――前回の『YAMACHIHO HENGE🍑』vol.07の撮影が10月だったので、約3か月ぶりの取材となります。まずは近況からお聞きします!怒涛の年末から、年明けはいかがお過ごしでしたか?

山本彰吾(以下🍑)「年始はとにかく地元にいました。旅行に行こうかなと思ったけど、正月に疲れるのも嫌やなと思って。ちょうど年明けすぐに岡山でレギュラーのラジオ収録も入ってたし、ツアーに向けて1回(気を)抜こうかなと思って、ずっと岡山でのんびりしていました」

――地元でどこかに行きましたか?

🍑「甥っ子たちや家族みんなで、ボウリングやゲームセンターに行きました。で、ゲーセンのクレーンゲームでヨッシーを取っている間に、(ファンの方に)バレました」

――「山彰さんですか?」ってなりました?

🍑「はい、ちゃんと『さん』付けで呼んでくれました(笑)。その日、両親ともに僕があげた『p(R)ojectR®』(プロジェクトアール)のパーカを着てたんですよ。で、ゲーセンでクレーンゲームで暑くなって母親が上着を脱いでて、『あ、プロジェクトアールだ!』って、そこから気づかれましたね(笑)」

――もう岡山のスターですね。

🍑「いやいや、そんなことはないですけど、ちょっとずつ気づいてくれる人は多くなってきたかなと思いますね。芸能人の方もスポーツの方も、活躍している岡山出身の方が増えているので、負けないように頑張らんと」

――2025年がスタートしましたが、今年はTHE RAMPAGEさん、MA55IVEさん、山彰さんにとってどんな年になりそうですか?

🍑「THE RAMPAGEとしては3月からツアー(PRIMAL SPIDER)が始まるんですけど、アリーナツアーだけではなく、より全国の皆さんに 会いに行くような活動をしていきたいなと思っています。なにかが決まっているわけではないですけど、自分たちの気持ち的にそういうところがあるので、もっともっといろんなエリアに行って、自分たちのパフォーマンスをお届けしたいなと・・・・・・。それを楽しみながら、レベルアップしていきたいと思ってますね。
この1年の中に、みんな個人活動が入ってきて16人でいる時間がどんどん貴重になってくるのかなと感じるので、追われてるような感じではなくて、自分たちもエンジョイしながら、進んでいけたらいいなと思います。

MA55IVEは、THE RAMPAGEのなかでもとくに音楽が好きで、音楽を自分の強みにしていきたいと思ってるメンバーの集まり。2025年もビジュアル、スタイルなどさらに『MA55IVEらしい色』を模索して、確立していく時期なのかなと思いますね。

自分自身としても、今年やりたいことがあるんですよね。シンプルになにかを演じたりするのが好きだなと思ったので、今年はお芝居もしたいなと思います」

――今年もすごく忙しくなりそうな予感ですね。


――About “Bond of Trust“ 

――では、事前に読者の皆さまから募集した、1月の誕生石「ガーネット」にちなんで「深い絆」についての質問を!

Q.日々やましょーさんがファンに向けてかけてくださる言葉や細やかなコミュニケーションのおかげで、やましょーさんとファンの間に深い絆があることを実感しています。ご自身のファンとの向き合い方でなにか意識していることはありますか?🍑

🍑「僕は『スターです』みたいな感じはできないタイプなんです。知り合いがいたら、『おっ』てなるし、知らない人だったら『初めまして』と言うし、人間としてごく普通な関係でいたいなと思う。ステージ上では、アーティストの部分を見せたいタイプなんですけど、それが終わってSNSでもイケイケオラオラキラキラな人間をやるのがしんどいので、自分の持ってるSNSでは結構ラフでいたい。
自分が好きになるアーティストさんや、この人いいなって思う人は、本当に裏表がないというか、『いつもこんな感じだよ』ぐらいの人が、やっぱり好きなんですよね。俯瞰で見れてる人が自分は好きでリスペクトしたいなと思うので、自分もそうありたい
ファンの皆さんも、毎日がライブに来れて、THE RAMPAGEに触れてっていう感じでもないと思うんですよ。仕事があったり、学校があったりするじゃないですか。そんな時に、『今日も君のことを思ってるよ、頑張ってね』って言うんじゃなくて、『今日仕事なんじゃ。ほな頑張らんとな』ぐらいのいい意味で期待しすぎない投げかけが、意外と自分もパワーになったりする。Xに転がってる「人生ってそんなもんじゃない?」みたいなつぶやきの方が、意外と染みたりするので、そんな感じで受け取ってくれるような 存在でありたい」

――ファンの方々にとって、山彰さんがそういう存在でいてくれるのはありがたいですよね。

🍑「いや、でも、やってあげてるとか、逆にしてもらってるような感覚もなくて、 僕は僕でナチュラルな感じでやってるので、多分、街で会っても、別に普通だと思うんですよ」

――その距離感は実は難しいですよね?

🍑「適度な距離感で、お互いがウィンウィンになるような関係でずっといたいなと思います。僕が『疲れた』って言ったら『お疲れ様』って言ってくれるし、みんなが『相談聞いてください』って言うと、『そういうこともあるよね』って言いたい。いい距離でずっとキャッチボールしてるような感覚がいいです」


Q.THE RAMPAGEさんを見ていてこの人数で結成10年が経ち、仲の良さは奇跡的だなと思うくらいうわべだけでない絆の繋がりを感じる場面が多々あるのですが、グループの活動のなかで「より一層絆が深まったな」と感じる出来事や場面があったら教えてください。

🍑「何回か、そのポイントはありますね。やっぱり武者修行(※1)や合宿(※2)もそうなんですけど、近々で言うと、昨年の東京ドーム公演(※3)は『また仲良くなった』と思う感じはありますね。僕らって反骨精神グループなんですよね。逆風に立ったときに16人でまとまるクセがあって。
東京ドームはやっぱりすごいハードルがあって…プレッシャーと、向かい風が吹いてたんですけど、そこでみんなで『なんとしてでも成功させてやる』という意味で、部活的な、青春的な感じで、毎日ジムで誰かと会ったりと一緒に頑張れた。リハーサルも時間がないからこそ、濃密で楽しい時間が過ごせたし、終わったらみんな良かったねって褒め称え合えたので、そういう逆風に立たされた時にTHE RAMPAGEは強くなっているかもしれないです」

※1:武者修行:2014年7月、正式メンバーの座をかけ行われた1回目の「武者修行」、2016年3月-4月、メンバーが3チームに分かれて47都道府県を回る2回目の「武者修行 2016 Get Ready to RAMPAGE」と2回、行われた。
※2:合宿:2014年9月、正式メンバー決定後、2015年3月、山中湖で行われた2週間の合宿。
※3:東京ドーム公演:2024年9月に開催された『THE RAMPAGE LIMITED LIVE 2024 *p(R)ojectR® at TOKYO DOME』。

Q.RAVERSとの「絆」を感じたエピソードはありますか?

🍑「シンプルにライブで絆を感じますけど、こうやって連載したりとか、例えばアルバムができてMVを撮るときにも全部、RAVERSの応援があってのことなので、コロナを経た時から、会えなくてもすごく支えられてるな、と改めて感じたというのはありますね。SNSもそうだし、見えないエネルギーを貰っているから、今こうやって活動できてると思うので、応援の大小関係なしで、自分は絆を感じますね」

Q.私はなにかにつまずいたり、挫折しそうになった時に手を差し伸べてくれる人に絆を感じるのですが、やましょーくんはどんな人に対して絆を感じますか?

🍑「確かに、辛い時に助けてくれる人っていうのはめちゃくちゃ必要だと思います。僕はいつもと変わらない日常を見せてくれる人が自分のことを考えてくれてんだろうなって思いますね。辛い時に、『どうした?話聞くよ?』という人より、『今日調子悪くない?』くらいの方が自分のことを考えてくれてるなと感じますね」


ジャケット¥74,800、パンツ¥68,200(ともにフミト ガンリュウ/フォース K.K)、ロングネックレスチェーン¥82,500、ショートネックレス¥31,900、リング¥57,200(すべてジャスティン デイビス/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)、ローファー¥26,200(ドクターマーチン/ドクターマーチン・エアウエア ジャパン)

Q.甥っ子との絆を感じるときはありますか?

🍑「いま、小学生低学年なんですけど、絵がうまいことかな。 僕も小さい時から絵がうまかったんですけど、最近、美術作品を僕と見に行きたいって言いだして。『絶対おもんないっしょ』って俺が言っちゃうぐらい、その年齢からアートに目覚めてて、自分も絵が好きなので、嬉しかったですね。一緒に帰った時はお絵描きして遊んだりします。これはもう、おじさんとしての願いですけど、自分は元々漫画家になりたかったので、絵を描くことを仕事にした暁にはもう超嬉しいなみたいな。別に僕が絵がうまいとか絶対知らないんですけど、そこがリンクしてたりすると、家族だなと思いますね


Q.ファンからみてやましょーさんは地元岡山に対して深い絆があるように感じます。岡山に対しての想いがより深まったタイミングやきっかけはありますか?

🍑「元々、僕は地元を好きなほうですが、今になって思うのは、文化がたくさんあって、たとえば備前焼きも人間国宝と言われてる人がいたり、音楽もそうだし、世界的に有名な人が岡山の児島でデニムを作っていたり、全国の制服が岡山で作られてたりとか・・・大人になって誇れるところがたくさんあるなと気づきました
これって地元じゃなくても全都道府県にその土地の良さってあると思うんです。せっかく自分の生まれたところなので、もっと自分が発信していきたいし、自分も勉強していきたいなっていう思いが、愛に変わってるというか、絆に変わってるような感じがします。そういう人を絶対、地元は嫌わないし、温かい人に恵まれてお仕事もできてるなと思います。地元は変わらないのが良さでもあるので、 自分が疲れた時に癒してもらってる分、変わらない絆で岡山をもっと盛り上げるのが使命だなと感じます」

Q.身の回りや有名人の方でも大丈夫です。彰吾くんが思う、これは深い絆の象徴だと思う人物はいますか?私はのび太くんとドラえもんの関係がいつも深い絆で結ばれているなぁと感じます。

🍑「なるほど、なんだかんだ系ね。お笑い芸人の方々はすごいなと思います。毎日2人ですよ。どこに行っても2人で、仕事をするのも2人じゃないですか。僕らって(グループだから)散らせるんですよ。ストレスとかアイデアさえも散らして話せるんですけど、お笑い芸人の方は相方に伝えないと成立しない職業って究極だろうなと思うんです。
でも、人を笑わせなきゃいけないじゃないですか。自分がどんなにしんどくても、相方と仲悪くても、ステージに立って、笑わせなきゃいけない。売れたことで仲が悪くなっちゃうパターンもあるけど、でも、同じ番組に呼ばれて、2人で仕事をしなきゃいけないじゃないですか。連携プレーをして、お客さんを笑わせる、みたいな。
お笑い芸人の皆さんの絆みたいなのって、番組『STAGE RAMPAGE』での打ち合わせとかを見ると、かっこいいなと思うんですよ。無駄がないというか。ステージに立つ時に、僕らは即興とか言ってますけども、何もできないのでどうしよう、となっている時に、『大丈夫、俺がなんとかする』じゃなくて、相方さんを指差して、『あいつがなんとかするから大丈夫だよ』っていう、その一言が『かっけぇな!』と思いましたね」

――それはどなただったんですか?

🍑『ザ・ギースさんです。いま、ベテラン芸人さんがYouTubeをやっていて、語ったりしてるのがすごく面白くて。尖がった部分がなくなったあとに、絆があるから、長く活躍されていたりするんだろうなっていうのはありますね』

(後半につづく)


photo : FUMIKO SHIBATA
styling : MIKA ITO
hair & make-up : Aki
text : sweet web

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フォース K.K contact@fumitoganryu.jp

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