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【THE RAMPAGE山本彰吾連載 後半】ガーネット/変わらない愛【YAMACHIHO STONEHENGE💎vol.01】

  • 2025.2.6

THE RAMPAGEの”頭脳“・山本彰吾さんの大人気連載『YAMACHIHO HENGE🍑』が、パワーアップして新連載『YAMACHIHO STONEHENGE💎』としてスタート!

毎月の誕生石をイメージして、メイクやファッションでその世界観を表現していきます。誕生月のメンバーとのエピソードも♡

記念すべきvol.01は1月の誕生石「ガーネット」から、センシュアルで大人な雰囲気の赤リップの2ルックと、石言葉である「深い絆」「変わらぬ愛」についてのインタビューをお届けします・・・!

※取材に際して、質問をsweet 公式X、インスタグラムで募集したところ、たくさんのご質問をいただきました。ありがとうございました!

💎1月の誕生石:ガーネット
別名「柘榴(ざくろ)石」。血のような美しい深い赤色が特徴。生命力を象徴し、身を守るという意味から古くからお守りとして身に着ける人も。石言葉は、真実・忠実・変わらぬ愛・深い絆。※諸説あり

「壱馬はすごいカメレオン気質。

『零』の時は『本当の壱馬』な感じがする」

(後半)

――About “Eternal love“

――後半は「ガーネット」のもう1つのテーマ「変わらない愛」の質問を。

Q.昔から変わらず愛用しているものはありますか?またはボロボロなのに愛しくて捨てられないものはありますか?

🍑「昔のバイト先のラーメン屋さんと焼き鳥屋さん、あとPBA(※1)の時のTシャツかな。捨てられないし、実家にも送れない。これだけはずっと取っておきたいなって思うのが、これらのTシャツなんですよね」

※1:PBA:エグザイル・パフォーマー・バトル・オーディション。2014年に開催され、正式メンバーとして選ばれた。

Q.自分自身の嫌いなところを愛してあげるにはどうしたらいいですか?

🍑「これは言葉にするのが難しいんですけど、たとえば自分の場合は、身長とか、肌の白さとかは元々コンプレックスで、運動もできなかったりするけど、ありがたいことにそれを消化できるような場所があったりすると思うんですよ。ステージで目立ったり、テレビで笑ってくれたりとか。でも、どこにも出すことのできない自分の嫌いなところ、それを愛してないわけじゃないんだけど、別に愛してるわけでもないみたいなところってあると思うんです。そこに気づけない人が周りの人に嫌われちゃうと思う。自分自身で『自分のこういうとこ嫌いだわ』って気づけてるだけで、いいんじゃないかなと思います。
その嫌いなところも、自分自身に気づいてほしいのかなって思います。それを克服していくのが、この人生なのか、その嫌いなところに気づいた上で、その嫌いなところを活かしていくのが、この先の人生なのか。
自分自身の嫌いなところに気づいてる時点で、なんらかのメッセージだと思うので、愛するっていうより、『じゃあこいつをどうしてあげようかな』って思いますね。僕もいまだに、すぐイラっとしたりするんですけど、それをそのまま出しちゃうのか、とかね。周りから見た時にどう思われるか、自分をどう見せたいかということに繋がってくると思います」

Q.変わらない愛ってほかの言葉にするとしたらやましょさんはなんだと思いますか?私は自分が無償に届けたい愛だと思います。相思相愛じゃなくていい、ただずっと自分自身が無くしたくない大切にしていたい気持ちなのかなって。

🍑「最近、自分が考えるのは『当たり前でいい』みたいなのが1番いいな、と。『当たり前じゃない当たり前のことを感謝していきたい』みたいなのは、それはそうなんですけど、でも、『当たり前に毎日があるのが1番いいよね』と思います。
(爆発的な感情で)『大好き!』って感じじゃなくて、もうずっと永続的にわーっと垂れ流してるLOVEで『大丈夫、いつもいるからこの人』っていうほうが、なんだかんだずっと愛をくれてると思うんですよ。一撃で1億貰うか、1ヶ月ずつ10万貰うかみたいな、どっちがいいんだろ?と思いますね。長く生きてたら1ヶ月10万の方がいい。なんだかんだこれで生きていけてるみたいな、そういうサブスク的な愛がいいなと思いますね」

――いつかそれがなくなってしまうかもしれないと思うと、儚いですね。

🍑「その時に気づくんですよね、きっと。この人には愛があったなって。そういうものだと」


シアーニット¥11,544(DRAGONBLUES/nugu pressroom)、ハーフパンツ¥68,200(CCU)、右耳ピアス¥49,500、左耳ピアス¥46,200、右手リング¥57,200、左手リング¥80,300(全てジャスティン デイビス/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)

Q.私は好きになったものに熱中しやすく、熱中しすぎるがあまりにすぐ冷めてしまいます。なので変わらない愛という言葉を難しく感じます。なので彰吾さんが思う変わらない愛や、愛のあり方を教えていただければ幸いです。

🍑「実際生きてて、『愛、感じてるわ』ってあんまり思わないですよね。可愛いものは可愛いし、好きなもの好きだし、 嫌いなもの嫌いだし。目に見えないからこういう質問が出てくると思うんですよね。なので、実際、俺も分からん。
でもね、一瞬でも自分が熱中したりとか、誰かを好きになったりとか愛っていうものは感じるし、哲学的な考えではあるんですけど、その人にとって納得できるあり方だったら、『それでいいんじゃね?』って思いますね。
例えば、ペットに対して本当に大切にしたいとか、長く生きてほしいとか、友達に対して、『この人は私のことわかってくれる』とか、『この人が幸せになればいいな』って本気で思ってるとか。THE RAMPAGEに対しても、『みんなが頑張ってくれたら私も嬉しい』とか、『私も仕事頑張れる』とか。それぞれの愛の形があるんで、愛のあり方に正解はないと思うし、多分誰もそれは言えないんじゃない?って思いますね」

――1日のうちで「好きだな」と思う時間が、「嫌い」とか「憎い」とか思う時間より長ければいいなと思いますね。

🍑「そうですね。何も思わない『無』が一番もったいないと思う。こういうことを考えたり、『好き』って思ったり、『腹立つ』ってなる、この感情のうねり自体も多分そういう愛のあり方でもあると思うんです。物事に対して腹が立つとか、全く何もなかったら何にも気づけないというか、それが一番良くないかなと思う。一瞬でも感情が動くようなものにもちゃんと愛はあると思います

Q.やましょーさんは対人関係において自分を愛してくれた人に対して愛を返したいと思うタイプですか?それとも自分が愛したいと思った人をひたむきに愛したいタイプですか?

🍑「RAVERSに対してだったら、いつももらってる愛を返すのがステージだと思ってるんで、自分の愛情は全放出するつもりですけど、プライベートとか友達とかで『愛を返す』みたいのは、なんとなしにやれてたりするか、それとも本当に何もしてないか、自分の感覚がわからない気がするけど…。でも、多分、その感覚で言うと、それ相応のものを返したいタイプだと思いますね

Q.一人暮らしをはじめたときに、毎日お味噌汁を作ること、気温が寒い中、洗濯物を干すことは実は大変なことだと知り、母からの変わらない愛を感じました。彰吾くんはどの人物からのどんな行動で変わらない愛を感じますか?

🍑「この間もちょうど母親と、『子供がやることに対して注意する母親か、そうじゃないか』みたいな話になって、うちの母親はもう本当にうるさいぐらい何しても怒られてた記憶があったんですよ。ご飯を食べてても食べ方で怒られて、学校が終わって、ちょっとゆっくりしているだけでもランドセルは自分の部屋に持っていけ、とかね。で、姉が子供が生まれて、同じように自分の子供に言っていて、改めてそのすごさを知ったというか。
僕の場合、母親の教育があったから、行儀的な部分はあんまり悪くないなって思えたり、人を思いやることが大事だったりする時に、人を思えたりとか、結局は母親の愛があるからこそ、自分が今、こういうことを喋れたりするのかなと思って、すべてが育ててくれた人への感謝に繋がるような感じがありますね


Q.変わらない愛を食べてみたらどんな味がすると思いますか?(私は甘さの中に苦さや渋さがあるんじゃないかな、と思います)

🍑「これはもうビールの味です。絶対変わらない。それか麦茶。もう子供の時からずっと飲んでた麦茶みたいな。総じて、麦です」

Q.マヨラーで有名なやましょーさんですが調味料へ深い愛を語っていただけると嬉しいです・・・♡

🍑「いや、ほんまにありがとうございますしかないですよ、調味料作ってくれた方々に。『なんかもうちょっとつけたくね?』ってそれに合うものを作ってるって、やばいっすね。でも最近はマヨネーズもあんまり食べてなくて、最近はなんだろう…。 醤油かな。ほぼ毎日、納豆を食べるので。納豆に付属のタレにプラスして、醤油を足すくらいな感じの醤油量です。真っ黒です」

――結構、濃い味がお好きなんですね。

🍑「本当に好き

――調味料ひとつで料理って変わりますもんね。

🍑「そうなんですよ。最近はポン酢にこだわろうかなと思いだしたんですけど、(奥が深くて)やばそう。結構1本900円とかするじゃないですか。神やからなって思いながら。柚子胡椒とかもめっちゃ好き。鍋とかにも入れます」

――スパイシー系で言うと、わさびも奥深いですよね。

🍑「わさびも好き。板わさとかめっちゃ好きです。主役を引き立たせてくれる脇役のすごさですよね」

――お料理は結構、されるんですか?

🍑「好きですね。でも分量見てできないタイプなんで、大体でやります。この間、中華麺だけスーパーで買ってきて味噌ラーメンを作りました。昔、味噌汁にしょうがを入れるだけで味が全然変わったという経験があって。そこからの知識で、大体これ入れるっしょ、みたいな感じで、コチュジャン、醤油、砂糖、酒、みりん、ごま油、鶏がらでスープを作って、野菜を茹でてババッて入れて、めちゃ美味しかったです」

――ヘルシーだし、美味しそうですね。

🍑「担々麺も豆乳でどうやって作るかとかやってみたり。これを入れれば美味しいだろう、っていうのはあるじゃないですか。そういうのでやりますね」


――About Member of this month

――では今月の誕生石のメンバーさんについてお聞きしていきます。1月の誕生月は川村壱馬さん。「へんげ」にかけて、最近の壱馬さんが変化したなと思うエピソード、もしくは「深い絆」「変わらぬ愛」にかけて、壱馬さんとのエピソードなどを教えてください

🍑「壱馬の最近の変化といえば、まさにソロデビューですよね。今までやりたかったことが彼の中にあるし、それを出したところで、僕らは絶対、ぶち上がるんで、もっともっと見たいなと思いました。今回、アニメのタイアップ曲と、彼自身のやりたい曲の二面性が見れて、素晴らしいタイミングでシングルになると思うので、すごく嬉しいなと思いました。ビジュアルを見た時に、やっぱり変わらない壱馬がそこにいて、それもすごく統一感あって、急にソロだから変えるみたいなことでもないし、壱馬でもあり、零でもあって…。『本当はこういうことしたかったんだ』とかじゃなくて、『そうだよね、やっぱりこういうことしたいよね』ってずっとそれが変わってないのも、変わらぬパワーを感じました」

――『Enter』のほうはアニメの世界観もありつつ、洗練された音で、歌い方もTHE RAMPAGEの時とはまた違うのかなと思いました。

🍑「壱馬はすごいカメレオン気質でもあるので、曲のテンションに合わせるのが上手いんですけど、『零』の時は『本当の壱馬』な感じがしますね。『絆』を感じるエピソードとしては、東京ドーム公演の『STRAIGHT UP』の壱馬のラップは嬉しかったですね」

――山彰さんへの愛が溢れたラップでしたね。

🍑「そうですね、受け取っちゃいましたね。武者修行の時から、やりたいことの総意な感じとか、ライブに関しての話し合いのなかで、『やっぱそうだよね』という部分とか、壱馬はやっぱりボーカルとしていてくれるし、THE RAMPAGEとしてもいてくれるし、そういったところで、めちゃくちゃ助かってますね。
それを参考に自分がセットリストを作れる部分もあるので、仕事としてのタッグ的な部分ももちろん、壱馬が思うようなことを実現してあげたいなっていう、上からとかじゃなくて、そういう立場にいるからこそ、広めてあげたいと思いますね。ずっと変わらない『絆』というか、サポートし続けたいなと思います
プライベートで飲む時は、壱馬は変わらず酒が強い。本当に変わらないです。酔っぱらっても変わらない(笑)


――About Today’s shooting

――今日の撮影のスタイリング、メイクの感想を教えてください。

🍑「今日はのテーマは『ガーネット』=『変わらない愛』ということで、赤リップを基調として、スタイリング、メイクを組んでもらいました。
この『YAMACHIHO STONEHENGE💎』の撮影もあったので、髪をピンクにして、自分のカラーも出しつつやらせてもらったんですけど、ジャケットとタートルネックのスタイルで、ちょっとモードっぽい感じで両方やらしてもらって、『愛』のセクシーな部分と、ダークな部分を表現できたかなと思います。似てるようで真逆なスタイリング、そしてメイクになったかなと思います。ありがとうございございました」

――Message to sweet girl

――では最後に、ツアーを待ちわびている読者の方にメッセージをお願いします。

🍑「『PRIMAL SPIDER』は全国で待ってくれているRAVERSの皆さんに蜘蛛の糸を張るようにパフォーマンスを届けていきたいという思いと、16人いてのTHE RAMPAGEなので、生物としての蜘蛛的なパワーとか、糸を張り巡らせてネットワークを繋いでいきたいという思いがあります。
(前回のツアーの)『CyberHelix』が16人それぞれのパワーを集めて、16人でしかできないパフォーマンスをやって、東京ドームでは、 今まで僕たちをサポートしてくれた数々のアーティストさんとスタッフさんと共に一番大きいステージで作り上げて、このタイミングでまたアリーナに戻ってきたので、ライブの内容としては、もっとパフォーマンススキルに特化したもの、エンタテインメントショーみたいなイメージで、ある意味ライブっぽくないかもしれない作り方をします。
蜘蛛をコンセプトにしてるので尖ったような演出もありますし、THE RAMPAGEを好きな人だったら、必ず楽しんでもらえるようなツアーになると思います。音楽的にもちょっと新しく変わった部分もあるので、そういったところもチェックしてもらえるようなライブにできたらなと思っております」

――ありがとうございました!
次回のへんげもお楽しみに・・・♡


photo : FUMIKO SHIBATA
styling : MIKA ITO
hair & make-up : Aki
text : sweet web

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