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【博多阪急】激レア!ジビエ・植物・鉱物を追い求める専門家が集まるイベント

  • 2025.2.1

こんにちは♪リビングふくおか・北九州Web地域特派員のみずぽんです♪ 寒い日が続きますね。今回の記事は、大人が童心に返ることができるような、子どもはワクワクするような、そんなホットなイベントの紹介です。

1月29日(水)より博多阪急で開催中の「野野野(ややや)!?ハンターの好奇な世界」は、ジビエ・植物・鉱物の専門家たちが集結するイベントです。野生の魅力を深掘りするこの企画では、ただの展示にとどまらず、実際にフィールドで活動するハンターたちの体験談を直接聞けるかもしれない、自然界の奥深さを知ることのできる貴重な機会になっています♪

野食ハンター・茸本朗氏へのインタビュー

イベントでは、野食ハンターとして登壇する茸本朗氏が、野食の魅力について語ります。YouTubeチャンネル「野食ハンター茸本朗ch」で有名な方で、先日はあるテレビ番組で、ドクツルタケという猛毒きのこを口の中に入れられてて、観ていてドキドキしましたが、キノコの生態や食べ方を熟知されている専門家です。フィールドでの経験も豊富で、単なる「食材」としてではなく、キノコそのものの魅力を深く探求されています。 キノコ好きの娘は、茸本氏の著書の図鑑を愛読しており、今回、インタビューさせていただく機会をいただきました。この段落では、インタビューを通して見えてきた、キノコの奥深い世界へいざないたいと思います。

出典:リビングふくおか・北九州Web

✓キノコ狩りのおすすめスポットは何ですか? ルールを守って楽しむことが大切であり、八ヶ岳や山梨にある山に入山料を払って許可をもらってきのこ狩りを楽しんでいます。 10歳から高校生まで、福岡県で過ごしており、福岡にも何カ所かキノコを見に行ったお気に入りの場所があります。余談ですが、博多駅の筑紫口の木でもキノコを見つけたことがあります。

✓毒キノコを食べてしまったことはありますか? たぶんニガイグチをヤマドリタケモドキ(ポルチーニ)と間違って食べてしまったことがあり、苦くて口からすぐに出したけれど、お腹を壊してしまいました。キノコって怖いなぁとそのときに思いました。 ツキヨタケを毒抜きして食べる文化があるところで、毒抜きをしてツキヨタケを食べたことがあります。お茶みたいな香りがして、味のうすい椎茸みたいでした。 猛毒のジャグマアミガサタケも、毒抜きをして食べたことがあります。茹でているときの湯気を吸っても、その湯気に毒のあるキノコです。北欧で食べる習慣がありましたが、最近は食べる人が減ってきているそうです。

出典:リビングふくおか・北九州Web

✓キノコの魅力って何ですか? 昨日はなかったところに翌日には生えていたりして、神出鬼没のところ。しかも、降水量や気温で、ある程度この場所にこのタイミングで生えるのではないか?という予想もつくところが面白いし、実際にキノコが生えていたら感動!そこが魅力です。キノコを愛でたいです。

✓好きな毒キノコは何ですか? ドクツルタケ、真っ白でとっても綺麗だから。食べたらいけないキノコですが。カキシメジ菌輪も好きです。

✓キノコの名前を覚える方法はありますか? 身近にキノコの専門家がいなかったので、図鑑で覚えました。『日本のきのこ』や『検索入門きのこ図鑑』を読んでいました。実際にフィールドに行って調べることも大事です。

インタビューを通じ、キノコの世界の奥深さを感じ、より探求心が沸いたようでした。

出典:リビングふくおか・北九州Web

植物のコーナー

植物ハンターの長谷圭祐氏も来福。

出典:リビングふくおか・北九州Web

長谷さんのコーナーには、独自に交配させた“キラキラ”した葉が特徴的な植物。 抽選販売ですが、なかなかお目にかかれないので、見る価値大アリですよ♪

出典:リビングふくおか・北九州Web

長谷さんは「海外の長旅でも何も見つからないことがあったり、輸出の手配が間に合わなくて、送れないこともあったりしたこともあります」とハンターならではの苦労話を語られていました。幼少期にクワガタが大好きで、クヌギの盆栽も一緒に育てたり、熱帯魚と一緒に水草を育てたり、気付いたら終着地点が植物で、植物を好きになったとのこと。

アクアデザインアマノさんのパルダリウムも登場。ガラスケースに、熱帯植物や土・流木を入れて育成を楽しむパルダリウムのグッズを販売しています。

ワークショップでは、ミニパルダリウムを実際に作ってみることができます。

出典:リビングふくおか・北九州Web

ガラス容器の中に入れる植物には、食虫植物があったりして、大きいほうは1時間半、小さいほうは1時間ほどで完成です。自分で配置を考えたりして、オリジナル作品に仕上がるので、とびきり愛着が沸きそうですよね♡

出典:リビングふくおか・北九州Web

鉱物のコーナー

出典:リビングふくおか・北九州Web

こちらは、兵庫県伊丹市にある鉱物&カフェ ミネラルムールさんのコーナー。ご夫婦で営業されていて、ご主人は鉱物のバイヤー、奥様はジュエリーデザイナーをされています。世界各地の鉱物の販売コーナーをはじめ、鉱物コーナーのワークショップでは、モロッコ産のジオードという石を田金とハンマーを使ってかち割ると、ジオードの中の水晶が出てきて、かち割った石をお持ち帰りすることができます。

出典:リビングふくおか・北九州Web
出典:リビングふくおか・北九州Web

1月の誕生石であるガーネットのガチャコーナーもありました。どれを取っても同じ形がない唯一無二の鉱物に引き込まれました♡

「アンモライト」というカナダで採掘される石は、アンモナイトが化石になる過程でキラキラしているように見える化石宝石です。初めて見ましたが、とっても美しかったですよ。

出典:リビングふくおか・北九州Web

ジビエのコーナー

ジビエは猪肉しか食べたことありませんでした、エゾシカ、ヒグマ、九州にはいない動物たちや、アライグマやキョンの特定外来種のジビエが並んでいました。ヒグマの骨が置いてあり、頭蓋骨の骨の分厚さに驚きました。美味しいジビエにするためには、暴れないように、一発で仕留めないといけないそうです。その為に、首の一点、頭なら必ず横から打たないと、真正面では鉄砲の玉がはじいてしまうほど、頭蓋骨が分厚いそうです。

出典:リビングふくおか・北九州Web

千葉からきたキョンという動物のジビエを購入して帰りました。キョンはレジャー施設から数頭脱走して、みるみるうちに、房総半島に8万頭に生息、伊豆大島でも繁殖。明日葉を食べつくすなど、害獣であり、特定外来種に指定されています。キョンは鹿の仲間なので、あっさりしていて、ジビエ初心者向けとのこと。元々は中国・台湾に生息する動物だそうです。 福岡市動物園で飼育されているので、キョンという名前は聞いたことがありましたが、特定外来種に指定されていることは知りませんでした。

出典:リビングふくおか・北九州Web

いかがでしたでしょうか。どれも普段の生活ではなかなか触れることのない世界ばかりでした。「自然界の奥深さを知る」という点では、ジビエ・植物・鉱物はどれも共通しているように感じました。 タイミングが合えば、野生のハンターに会える貴重な機会でもあり、単なる展示に留まらず、実際に自然を追い求めるハンターたちのリアルな話を聞いて、「野生」という視点で世界を見ると、いつもの風景とすこし違って見えるかもしれません。自分のまわりにもまだ知らない自然の驚きや発見があるのではないか?と。 それぞれの専門家の趣味のルーツを辿っていくと、虫捕り、石遊び、草遊びといった、野遊びに慣れ親しんだ幼い頃の原体験が、現在につながっているように感じました。 大人は童心に返って、子どもは思わず図鑑を広げたくなるような…好奇心を搔き立てるこのイベントは、2月4日(火)まで開催中です♪興味のある人はぜひ足を運んでくださいね♪♪

野野野(ややや)!?ハンターの好奇な世界
博多阪急1階 メディアステージ
福岡市博多区博多駅中央街1番1号
1月29日(水)~2月4日(火) 10時~20時 ※最終日は午後6時終了
野野野!?野食ハンター 茸本朗とジビエの世界 | 売場ニュース | 博多阪急 | 阪急百貨店

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