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写真家・在本彌生の人生最高のお買いもの「FUJIFILM TIARA」

  • 2025.2.2
写真家・在本彌生の人生最高のお買いもの「FUJIFILM TIARA」

写真家になるきっかけになった人生初のカメラ

客室乗務員として勤めていた20代の頃、乗客の方に薦められて買ったのがこのカメラ。当時の私はただ時間だけが過ぎる日々の中、サービス業ではなく何かカタチになるものを残したいとモヤモヤした思いを抱え、仕事に少し迷っていたんです。

「だったらカメラでも持って歩いたら?今なら新橋のウツキカメラで《TIARA》というコンパクトカメラが29,800円で売ってるから」と、すごく具体的に助言してくれたお客様がいて。フライトから戻ると新橋に直行し、言われた通りに購入しました。どうやらカメラが性に合ったようで、その後自宅に暗室まで作るハマりよう。それが現在の仕事につながっています。

今では壊れて使えないけど、手放せない一台です。

「FUJIFILM TIARA」
1994年発売のコンパクトフィルムカメラ。「28㎜の単焦点レンズで初めてカメラを持つ私でも扱いやすい名機。手が届きやすい価格帯も魅力的でした」

profile

在本彌生(写真家)

在本彌生(写真家)

ありもと・やよい/衣食住の中にある奇妙さ、美しさを求め奔走する。担当した書籍に『ワイン家のオーブン料理』『CALICOのインド手仕事布案内』など。

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