【漫画】女性課長のかっこいい“釘刺し”に「2人には幸せになってほしい」の声
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、『上司と同棲しています』の1エピソード『徹底的にやるタイプ』をピックアップ。2024年12月16日に本作をX(旧Twitter)に投稿したところ、3000件を超える「いいね」や反響が多数寄せられた。本記事では作者のユニさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
現代社会を生きる女性2人の恋愛物語
「え〜〜〜!?」「君たちって付き合ってんの!?」と声をあげた男性は、石山さん。同じ会社で働く後輩女性の藤村さんと、課長の浅野さんが付き合っていることに驚きを隠せない。
自分を信用してこの事実を打ち明けてくれたことに感謝しながらも、動揺しているようで「ごきゅごきゅ」と音を立てながらお酒を飲む石山さん。「なんで浅野さんなんだよ!?」「想定外すぎるわ!!」という石山さんの言葉に、浅野さんは「確かに女で既婚者に…とは思わないですよね…」「今はバツイチですけど…」と切なそうな表情を浮かべる。
一方、浅野さんに出世で先を越されている石山さん。気になっていた藤村さんへの想いが叶わないと知り、とても悔しそうな様子を見せる。しかし、石山さんは“女だからあり得ない”と決めつけていたと反省し始めた。振り返ってみると、浅野さんの言動に心当たりがあったようだ。
ただ悔しさは残っているようで、石山さんが「あのさ、ぶっちゃけ浅野さんがいなかったら俺アリだった?」と尋ねる。すると藤村さんの言葉を聞いた浅野さんは…。
この物語を呼んだ人たちからは、「尊い…」「藤村さん見る目ありすぎる…」「浅野課長〜〜!」「2人には幸せになってほしい」「続きが気になる…」「キュン…」など反響の声が多数寄せられている。
創作のきっかけは「オフィスを舞台にした百合を描きたい」という思い
――『職場に内緒でイチャラブしているOL百合』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
元々「働くお姉さん」と「大人の女性同士の百合」が好きなので、オフィスを舞台にした百合を描きたいと思っていました。バリバリ働いてるお姉さんたちが裏でイチャイチャしてるのを妄想するだけで最高に楽しくて、これは漫画にするしかない!と思ったのがきっかけです。
――石山さんに「ぶっちゃけ浅野さんがいなかったら俺アリだった?」と聞かれた時の、藤村さんの受け答えが非常に印象的でした。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
とにかく浅野さんと藤村さんのバカップルぶりを楽しんでもらえたら嬉しいです!
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
休日にイチャつきすぎてベッドから出られないことを反省した浅野さんに対して、藤村さんが「PDCA回しましょう…!」と言うシーンです。二人のアホかわいさが際立っていると思います!(笑)
――普段作品のストーリーはどのようなところから着想を得ているのでしょうか?
自分が会社員として働いていた時に出会った人たちや、ビジネスの世界で活躍している方々からヒントをもらうことが多いです!こういうキャラクターがいたら面白いだろうな、ということをまず考えて、そのキャラクターがこういうことしたら面白いかも、という流れでストーリーを考えています。
――作画の際にこだわっていることや、特に意識していることはありますか?
以前は兼業で漫画を描いていたのでとにかく時間がなくて、スピード重視!という感じだったのですが、最近は背景にも力を入れて、世界観をまるごと楽しんでもらえるように試行錯誤中です!
――今後の展望や目標をお教えください。
百合はライフワークとして描き続けていきたいと思っています。その上で、百合以外にも幅広く、女性の物語を描けたらいいなと思っています。すでに準備しているものもありますので、まずはその作品を多くの方に読んでもらえるように頑張ります!
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
いつも作品を読んでくださり、ありがとうございます!ニッチな漫画を描いているという自覚があるので、読んでいただけて本当に嬉しいですし励みになっています!これからも面白い作品をお届けできるよう頑張りますので、応援よろしくお願いします!