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冨田菜々風、「やりたいからやるという気持ちが強くなった」<スクールアイドルミュージカル>

  • 2025.1.31
冨田菜々風 撮影=安田まどか

【写真】アンズ役でロングヘア―姿の冨田菜々風

「ラブライブ!スクールアイドルミュージカル the DRAMA」で主演(W主演)を務めた≠MEの冨田菜々風が、ドラマに引き続き2月9日(日)から開演する「スクールアイドルミュージカル」にも出演する。“スクミュ”として親しまれる本作は、「みんなで叶える物語」をテーマに、女子高校生が学校で活動するアイドル“スクールアイドル”を通して夢をかなえていく姿を描く「ラブライブ!シリーズ」のミュージカル作品。中心人物・滝沢アンズとして出演する≠MEのメンバー・冨田菜々風に、本作や自身について語ってもらった。

『スクールアイドルミュージカル』

本作を通して「“やりたいからやる”という気持ちが強くなった」

ーー「スクールアイドルミュージカル」で主演が決まった時の気持ちを聞かせてください。

すごく驚きました。驚いたと同時に、嬉しい気持ちもありました。ミュージカルは初めての挑戦ですけど、憧れていたものなので、やる気に満ち溢れています!

ーードラマに続いて、ドラマのキャストがミュージカルに出演となります。ドラマ版は最終回を迎えていますが、反響はいかがでしょうか。

シンプルに面白いと言ってくださる方がいて嬉しいですね。元々ミュージカルとしてあった作品がドラマ化ということで、ミュージカルの時とは違う視点で楽しめると言ってくださる方もいますし、ドラマ版でより理解度が深まったというお声もいただいています。

ーー本作の物語の魅力はどんなところでしょうか?

自分自身もアイドルとして活動していますし、演じさせていただくアンズちゃんと近い部分があると感じています。アンズちゃんにはアンズちゃんの考えがあって、他の皆にも色んな葛藤があって、それでも皆で一緒に頑張っていくという眩しいものがあるんです。この作品を通して、アイドルとしても自分個人としても、やりたいからやるんだという気持ちが改めて強くなりました。仲間の大切さも感じるし、大事なものを沢山教えてくれるのが魅力ですね。皆さんにもきっと重なる部分があると思います。

滝桜女学院 滝沢アンズ役 冨田菜々風

ーー冨田さんが演じるアンズちゃんはどういう人物なのでしょうか?

アンズちゃんはセンターを務めていて、すごく洞察力のある女の子です。皆のことをよく分かっているからこそ、「私なんか」という言葉を発することもあるんですけど、無意識のうちに皆を良い方向に導ける、不思議な力を持っていると思います。いなくてはならない存在だと思いますし、グループを自然とまとめられる子ですね。

特に見てほしいのは「皆が成長していく姿や夢に向かっていく様子」

冨田菜々風 撮影=安田まどか

ーー本作で特に見てほしいポイントがあれば教えてください。

ミュージカルなので歌って踊ってその中で物語が動いていくんですけど、皆が少しずつ変化していくんですよね。一人ひとりが色んな感情を抱きながらも成長していく姿や夢に向かっていく様子をぜひ見ていただきたいです。

ーードラマの共演者の方との印象的なエピソードがあればお聞かせください。

ミスズ役の安本彩花さんは、一番最初に声を掛けてくださったんです。その時にすごくホッとしたんですよね。安本さんをはじめ皆さんすごく優しくて、たわいもない話をしたり皆でお弁当を食べたり、楽しかった思い出が沢山あふれています。なので、これから始まるミュージカルもきっと楽しくなるだろうなと思って、楽しみにしています。

ーー「ラブライブ!シリーズ」は元々ご存知だったのでしょうか?

もちろんです!同じグループには「ラブライブ!」が好きなメンバーも沢山いますし、楽屋でもよく楽曲を流しています。こんなに心動かされる楽曲に出会えて幸せだなという気持ちになりますね。ミュージカルでお届けできるのがすごく嬉しいです。

ーー作中で好きなメンバーはいますか?

椿咲花女子高校 三笠マーヤ役 由良朱合

マーヤちゃんがすごく好きです。個人的にマーヤちゃんとヒカルちゃんの組み合わせが良いなと思っていて、ずっと見ていられるというか、マーヤちゃんは可愛らしい女の子でワードセンスもあって、場が一瞬で和むんですよね。そこにヒカルちゃんがツッコミをして…見ていてほっこりします。ツインテールがキュートなんですよ。私は自分と真逆のタイプの子が好きみたいです。

オーディションを受けていた時の悔しい思い「叶えたい夢があったから頑張ることができた」

冨田菜々風 撮影=安田まどか

ーー本作は、スクールアイドルになって輝きたいという高校生の物語です。アイドルに憧れていたころの気持ちも思い出したのではないでしょうか。冨田さんはアイドルになるためのオーディションをたくさん受けていたとのことですが…。

そうですね。色んなオーディションを受けていた時、あと一歩で届かず悔しい思いを沢山しました。ここで絶対に夢を掴みたいという強い気持ちでオーディションを受けていたんです。夢は叶わないんじゃないかと考えた時期もあったんですけど、それでも叶えたい夢があったから頑張ることができましたね。ようやく≠MEのメンバーに選んでいただいた時に、これまで落ちてしまったオーディション全てに意味があって、自分にとって必要な経験だったんだなと思えました。苦労した分、一つひとつのことにありがたみを感じています。これからも当時の気持ちを忘れずに、目標を叶えていきたいです。

ーーアイドルが楽しいと思うのはどんな瞬間ですか?

ステージで皆さんの前でパフォーマンスをお届けする瞬間がすごく楽しくて幸せです。パフォーマンスしている時に、皆さんに届いたと思える時があるんですよね。それが本当に楽しいです。

ーーWキャストとして同じくアンズ役を務める西葉瑞希さんについての話をお聞かせください。

西葉さんとは今回Wキャストでご一緒させていただくんですけど、すごく頼もしくて心強いので、より素敵なアンズちゃんを作っていけるのかなと思います。でも頼り過ぎてしまうのも良くないので、一緒に支え合いながら頑張っていきたいです。あと西葉さんはミスズ役も同時に演じるというすごい挑戦をされるんです。元々ミスズを演じられていたこともあって、アンズとの関係性も深く理解されていると思うので、ぜひ注目して見ていただきたいです。

ーー最後に今回のミュージカルに向けて、皆さんにメッセージをお願いします。

私は歌って踊ることが好きなので、今回ミュージカルの舞台で皆さんの前でパフォーマンスできることがすごく楽しみです。きっと好きなメンバーが見つかると思いますし、共感できる部分も沢山あると思うので、とにかく楽しんでいただけたら嬉しいです。

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