1. トップ
  2. 「明日で最終回なのに」「心配になる」“怒涛の幕引き”を見せる朝ドラに視聴者から困惑の声

「明日で最終回なのに」「心配になる」“怒涛の幕引き”を見せる朝ドラに視聴者から困惑の声

  • 2025.3.27
undefined
『おむすび』第25週(C)NHK

橋本環奈がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『おむすび』の第25週「おむすび、みんなを結ぶ」第124話が、3月27日に放送された。

結が所属するNSTは、活動再開の兆しを見せる

undefined
『おむすび』第25週(C)NHK

結(橋本環奈)がNSTとして自主的にサポートしている患者である、大腸がんで入院し食欲不振に苦心している丸尾(細川岳)の手術が急に決定した。担当医の井上(井上拓哉)の判断だ。松崎(永野宗典)をはじめ、NSTメンバーが集結。丸尾は高度の栄養不良状態にあるため、このまま手術をすれば合併症を発生する可能性があることを訴える。聞く耳を持たない井上だったが、部屋に入ってきた蒲田(中村アン)が早急に手術をするより低栄養を解消してからの方が術後の経過がよくなると、外科部長として判断したことを伝える。一気に形成は逆転。井上、蒲田が部屋を後にし、篠宮(辻凪子)のNST“大賛成ポーズ”が炸裂する。

翌日、結たちNSTメンバーは事務局長をはじめとした医師たちを呼び出し、NSTの必要性を訴えた。リーダーである結は、たくさんの患者に接して、「食べることは生きることでなく、その方の家族や未来にも繋がっている」「様々な職種の人が集まりその専門性を発揮することで、より細やかな栄養指導を行い、今よりもっとたくさんの患者さんを救える」「患者さんの未来を守るため、NSTの活動再開ご検討よろしくお願いします」と直訴する結たちに、医師たちが賛同の拍手をし、それが伝播していった。

一旦の物語の着地を見せたNSTに、SNSでは「NSTのみんな頑張ってた!活動再開出来るといいね」「蒲田外科部長、かっけー!」「これまでのNSTの仕事をきちんと見てくれてたんだなあ」「あの篠宮さんがデレた~」といった反響が寄せられている。

歩は詩を引き取ることに揺れていた

undefined
『おむすび』第25週(C)NHK

歩(仲里依紗)から詩(大島美優)をちゃんと引き取って家族にしたいと聞いた結は、大丈夫なんだろうかと翔也(佐野勇斗)に心配であることを吐露する。「みんなで受け入れればいい」という翔也。翌日、児童相談センターの担当者が歩のもとにやって来て、未成年後見人となることがどういうことなのかを説明した。

未成年後見人は、家庭裁判所が選任することだが、親と同じ権利と義務を有し、未成年者のしつけや教育・財産管理を未成年が成人するまで保護をする。今は懐いてるかもしれないが、今後、彼女が激しく反発したり反抗する可能性もある。「あなたは何が起きても詩さんを支える覚悟がありますか?」という問いかけに、歩の心は揺れていた。

母としての結の姿を目の当たりにしていたからこそ、自分なんかが親代わりになれるのか不安になったことを結に吐露する歩。「一人で育てるとかさ、甘かったのかな」という歩のセリフで、第124話は幕を閉じる。

歩が詩を引き取ることに迷っている描写に、「こんな難しい問題なのにあと1回でどうするのだろう!?」「こんなにダサくない朝ドラは初めて見ました」「歩が自信をなくしていること、迷っていること、誠実だよね」といった視聴者からの声がSNSには集まっている。

また、『おむすび』は3月28日の放送で最終回を迎える。「最終回まで目が離せない」「展開の予想がつかない」「明日で最終回なのに、最後まで色々大変すぎて、明日どうなるんこれ?ってなってる」「本当に終わるのだろうかと心配になる」といった最終回を惜しむ声も多く挙がった。

NHK 連続テレビ小説『おむすび』毎週月曜〜土曜あさ8時放送
NHKプラスで見逃し配信中