街のいたるところで見かける「注意書き」。普段はなんとなく目を通すだけのことも多いかもしれませんが、中には驚くような内容のものもあるようです。
そこで今回は、X(旧Twitter)に投稿され、大きな話題を呼んだ<注意書きにまつわるエピソード2選>を紹介します!
1、駅のトイレで見かけた苦労を感じる注意書き
2025年2月、モチコ(@mochicco69)さんが、「駅のトイレにあった今までの苦労を感じる注意書き」についてX(旧Twitter)に投稿したところ、その内容に注目が集まりました。
いったいどんな注意書きなのでしょうか?
※下記の日付のリンクからX(旧Twitter)に移行します
モチコ(@mochicco69)2025年2月12日
「さんざんいろいろ言われて苦労したんだろうな…」
と歴史が感じられる注意書き。
このまま文句言わず使うよ…
こちらは、都内の駅のトイレにあったというフック。手荷物や上着を一時的にかけられるフックのようです。その下には「こちらのフックは正しい向きで取り付けてあります」という注意書きが。
おそらく、過去に「トイレのフック、上下逆じゃないですか?」と言ってくる方がたくさんいらっしゃったのでしょうね。
シンプルな注意書きですが、このテプラを設置するまでの歴史を考えると、少し心が痛みます。
X(旧Twitter)ユーザーから寄せられた情報によると、「こちらのフックはドアの上からの盗難を防ぐためでは」「戸当たり(扉が開いた時に、扉やノブが壁に直接当たらないようにするストッパーのこと)も兼ねているのかも」とのこと。
フックの形ひとつにも、さまざまな思いやこだわりが詰め込まれているのですね。
2、薬局「こそっと教えてください」客が見つけた優しい注意書き
2024年9月、存子(@sonko1015)さんが、「薬局のトイレで見かけた優しい注意書き」についてX(旧Twitter)へ投稿したところ、話題になりました。
いったいどんな貼り紙だったのでしょうか?
存子(@sonko1015)2024年9月7日
薬局のトイレの貼り紙がやさしかった
可愛らしいトイレのイラストとともに、薬局からのメッセージが書かれています。
「こそっと教えてください」「こそっと掃除致します」と、柔らかい文章で書かれているところにもほっとしますね。利用した人が困らないようにという薬局の方の心遣いが感じられます。
投稿者さんに詳しいお話を伺ったところ、「『こそっと知らせて下さい』と薬局側からどうしてほしいかを掲示しているのがいいと思いました。もし汚してしまったとして、自分で何とかしようとして上手くいかなかったり、薬剤師さんの手を煩わせたくない、あるいは嫌な顔をされたくなくて言えなかったりする方も多いと思います。なのでこうして『知らせてくれたら掃除するよ』とどう対応するかを示してくれるのは、気遣いと優しさを感じられてとてもいいなあと思いました」とのことでした。
トイレを汚してしまうことは、誰にでもありえることです。もしものときのために、対処法を示してもらえると、使う側としては安心ですね。
注意書きをよく見てみると、新しい発見が!
今回は、「駅のトイレにあった今までの苦労を感じる注意書き」、「薬局のトイレで見かけた優しい注意書き」といった<注意書きにまつわるエピソード2選>を紹介しました。
街のいたるところにある「注意書き」。普段はなんとなく目を通すだけかもしれませんが、中にはあまり見かけない内容のものもあるようです。
珍しい内容のものや、大切な注意喚起など、じっくり確認してみると新しい発見があるかもしれませんよ。
取材協力:モチコ(@mochicco69)さん、存子(@sonko1015)さん
※記事内の情報は記事公開時点の情報です