香取慎吾が主演を務めるドラマ「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」(毎週木曜夜10:00~10:54、フジテレビ系)の第5話が2月6日(木)に放送される。第5話では中山忍のゲスト出演が発表されていたが、このたび場面写真がついに解禁となり、中山からコメントも到着した。
“選挙&ニセモノ家族ドラマ” 完全オリジナル作品で新ジャンルのエンタメ誕生
本作は、主人公である“日本一の最低男”大森一平(香取)が、家族を、社会を、そして日本を変えていくために奮闘する姿を笑いあり涙ありで描く、“選挙&ニセモノ家族ドラマ”。今の時代ならではの社会的テーマも毎話盛り込んだ完全オリジナル作品だ。
香取演じる一平は、テレビ局の報道マンとして家族のケアを全くしない仕事人間だったが、昭和的な価値観のせいで不祥事を起こし、追われるようにテレビ局を退社。大嫌いだった父親の残した実家に引っ越し、フリージャーナリストを名乗るものの仕事はなく、無職同様のさえない生活を送っている。
また、志尊淳が“最低男”一平の義理の弟であり、子ども2人を育てるシングルファーザー・小原正助を演じ、その正助の子どもである小原ひまりを増田梨沙、小原朝陽を千葉惣二朗が演じる。
中山美穂“園田”に代わる新園長、中山忍“鮫島”が登場
第5話では、正助が保育士として在籍するフォーピース保育園の過酷な労働環境が物語の軸となる。ある日、園に園田(中山美穂)に代わる新園長として鮫島(中山忍)が就任。鮫島は少子化による園児獲得競争のため、園の改革に着手しようと、英語教育やプログラミング教育の導入を決める。
それに対して、現場の保育士からは改革よりも保育士不足解消や非効率な業務の軽減を訴えられるが、鮫島は園の改革に強硬な姿勢を見せる。しかし、そんな独りよがりな新園長に、保育士たちは一斉退職を申し出る事態に。園の現状を聞いた一平は、またもやその状況を“利用”しようと目論み、正助を助けるフリをして保育ボランティアに参加する。
正助の職場に新園長・鮫島がやってきて保育士が一斉退職することで、過酷な保育現場の実情を目の当たりにする一平。今回も相変わらず最低な思惑で首を突っ込んでいくが、保育園の労働問題を解決しようと奮闘する。
中山忍コメント
姉の“園長先生”を引き継ぐ形で作品に携わらせていただけたことは、本当に幸せでした。1シーン、1カットずつ“お姉ちゃん、どう演じたい?”と心の中で話しかけながら、作品の世界観を壊さないように、姉の気持ちに添うように、姉の面影を感じてもらえるように、そして皆さまのお心に残りますように、願いを込めて大切に演じました。
香取さんと初めてご一緒させていただいたのは“舞台”で、私18歳、香取さん14歳、34年振りの共演となりました。香取さんに“覚えていますか?”とお聞きしたところ、“もちろんですよ!”とニッコリされ、“当時、小学生でしたよね?”、“いえ!中学生でしたよ”と懐かしく思い出話をしたり、香取さんと姉との共演時のエピソードを聞かせていただき、自然と笑みがこぼれました。さりげなくお気遣いくださったおかげで現場に馴染むことができました。久しぶりにお会いした香取さんは、元気いっぱいの“少年”から頼もしい“座長”さんになられていました。
両手を広げるかのようにあたたかく迎え入れてくださった及川監督をはじめ、スタッフキャストのみなさまにも深く感謝申し上げます。“鮫島ふみ園長先生”を演じることができて本当に良かったです!ありがとうございました!皆さま、ぜひご覧くださいませ!