体と心に寄り添う“ちょうどいい”ハーブ蒸し【エディター体験録】

パフォーマンスがグッと上がる、大人のスポット

職業柄、肌を（そして気持ちも）回復させてくれるサロンからコリや痛みを解消できるゴッドハンドまで、私もたくさんのお気に入りがある。だが、時として「施術の後に予定を入れられない」がハードルになることも。ドロドロに汗をかいたり心身ともにふにゃふにゃになる施術だと「あとは帰宅して寝るだけしかできない！」と、その日が終わってしまう。そんな中で、リアルに寄り添ってくれる新アドレスが今回の『ルボアエクラ』だ。

こちらは日本における植物療法の第一人者、森田敦子さんが手がける体験型のウェルネスショップ。体質に合ったハーブティーをブレンドしてもらえたり、フェムケアやスキンケアについて相談できたりと、女性の悩みに幅広く対応してくれる場所。コスメや膣トレグッズ、セルフプレジャーアイテムが並列にディスプレイされている店内を見ていると、いずれも大切なセルフケアであることを実感させられる。目当てのハーブ蒸しは、よもぎやカレンドラなど女性に欠かせない5種類のハーブをブレンドしたオリジナル。フード付きのマントを羽織って全身を蒸すのは通常と同様だが、こちらでは「暑ければフードはなしでもOKですよ」と、ゆるやかなスタイル。汗でドロドロになることもなく、ほどよいぽかぽか感に包まれて心地よく時間が経過する。のぼせ気味で長風呂もできない更年期の私にとってはとてもリラクシーなひとときに。シャワーを浴びる必要もなく、さっと汗を拭いて爽快感に包まれながら店を後にした。ディープなリセットもいいけれど、疲労感が出すぎないケアで即座にパフォーマンスが上がるのがありがたい。ついでに植物療法やフェムケア相談もできるから、セルフケアの偏差値もぐっと上がった。「自分で自分の機嫌をとれる」大人のたしなみスポットとして、活用してみては？

LEBOISÉCLAT

東京都目黒区上目黒1-11-7-1F

03-6416-9548

11:00~18:30 休火曜

leboiseclat.com

Editor's Profile

SATOKO TAKAMIZAWA

ビューティー・エディター、ライター。都内を中心としたサロンやクリニックをめぐり、スペシャルケアを体験。本当に良かった施術や美容医療をアウトプットしている。何があってもハイヒールで活動し、脚のケアは念入りに行なっている。

Editor & Text: Satoko Takamizawa Editor: Risa Yamaguchi

※『VOGUE JAPAN』2025年1月号「BEAUTY INSIDER」転載記事。

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